伊藤園レディス最終日、山下美夢有が11アンダーの4位タイに終わった瞬間、メルセデスランキング2位の山下美夢有が残り2戦を連勝しても竹田麗央を逆転する可能性がなくなったため、竹田の年間女王が確定した。
画像: 熊本の自宅でリモート会見を行った竹田。家族の前でガッツポーズで喜びを表現した(写真/家族提供)

熊本の自宅でリモート会見を行った竹田。家族の前でガッツポーズで喜びを表現した(写真/家族提供)

竹田は2日目に予選落ちしてコースを後にしていたため最終日には本人の姿はなかった。例年なら開催コースで”女王決定会見”が行われるが、今回は異例の”リモート会見”となった。

熊本に帰り「散らかっていた」という部屋の掃除をしながら、大混戦の最終日をLPGAの速報を通じて結果をチェックていたという。

ヤマハレディスの敗北が初優勝と8勝につながった

画像: パソコンを前に笑顔で会見を行う竹田(写真/家族提供)

パソコンを前に笑顔で会見を行う竹田(写真/家族提供)

年間女王に輝くことができた要因のひとつを初優勝に挙げた。

「シーズンの始めに優勝できて自信がついて、優勝できるんだとわかって毎試合頑張れるようになれました」

さらに、その数試合前のヤマハレディスも転機になった。

「ヤマハ(レディス)で優勝争いしたときに、最終日に自分が崩れて負けたのが悔しかったので、最終日に伸ばさなきゃいけないことを学びました」

初優勝からの快進撃は、ひとつの敗北からのスタートだったことを明かした。

ショートゲームが成長!

スタッツを見ても女王の強さがわかる。「平均ストローク」「ドライビングディスタンス」「パーブレーク率」など多くの部門でトップを誇っている。

なかでも竹田本人が成長したというのが、ショートゲームだったという。

「簡単にボギーにするのではなく、パーを拾えるようになった」と、昨年のリカバリー率53位から、今年は7位にまでアップした。

それが先週までトップだった平均ストローク「69.2624」という数字につながっている。

米ツアーは不安があるけど楽しみ!

TOTOジャパンクラシックでLPGAの来季出場権を獲得した竹田は、25年は日本ツアーを離れ、米ツアーで戦う。

「1月末からすごく楽しみです。アメリカには1度しか行ったことがなかったので、食事とか移動とか不安もありますが、いい経験だと思って頑張りたいです」

アメリカツアーでも活躍することを誓って、リモート会見を終えた。

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竹田麗央の強さと素顔

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