雨中の決戦となったダンロップフェニックストーナメントのムービングサタデー。大会を主催する毎日放送の現場クルーが毎日とって出しの情報をお届けするレポートの第6弾は、注目選手のコメント集と海渡未来アナウンサーの“気付き”。明日の最終日が楽しみになること請け合いです。

マックス・マクグリービー/トータル20アンダー・首位

画像: 松山英樹と一緒にラウンドしたマックス・マクグリービー(左)

松山英樹と一緒にラウンドしたマックス・マクグリービー(左)

安定したラウンドになりました。キーになるパーパットを決めることができたのが、バーディの量産につながったように思います。ドライバーがちょっと調子が良くないんですが、ショートゲームがいいので流れにつながっています。今日はノーボギーでしたが、ボギーを出さないというのはもちろん意識していて、グリーンもたいていセンター狙いです。ダンロップフェニックストーナメントの歴代チャンピオンがそうそうたる面々なのは知っていて、その中に自分の名前が刻まれたら……と思っています。

今回は松山英樹選手と一緒に、しかも日本でプレーできたというのも喜び。彼はフレンドリーで、会話をしながらプレーをすることができ、夢が叶いました。明日も、今週やって来たことを継続したいです。

永野竜太郎/トータル14アンダー・2位

画像: 最終18番で2オンに成功し、イーグルを決めた永野竜太郎

最終18番で2オンに成功し、イーグルを決めた永野竜太郎

ノーボギーにまとめられ、イーグルで締めることができた充実したラウンドでした。雨だからとデリケートになることもありませんでした。九州出身でダンロップフェニックストーナメントは子どものころからよく見ていて、タイガーが初出場したときは生で観戦しました。人がすごくて、タイガーはほとんど見えませんでしたが……(笑)。でも、その舞台に今自分が立っているんだと思うと感慨深いです。トップ(のマクグリービー)とは6打差ですが、自分は自分。相手のことは意識せずプレーします。満足してシーズンを終えられるよう、まず、今晩はしっかり食べて、休養して明日に臨みます。

松山英樹/トータル13アンダー・3位

画像: アイアンの精度がいま一つというが、ファンのために頑張ると語る松山英樹

アイアンの精度がいま一つというが、ファンのために頑張ると語る松山英樹

前半は悪かったんですが、後半12番ぐらいから良くなりそうな感じはあった。でも、ダメでしたけど……。アイアンの精度も今週ずっと悪くて、パットも入る時と入らない時がはっきりしているので、その辺りも詰めていきたいです。雨の中、足を運んでくれているファンのためにも明日は頑張りたいです。

アクシャイ・バティア/トータル12アンダー・4位

最後のボギーは良くなかったですが、この天候のなかでは良くやれたかな。(首位と8打差で)何かマジックみたいなことがないと勝つチャンスは少なそう。明日の目標スコアは61。今晩はディナーに出かけることになっていて、何を食べるのかはまだ教えてもらっていないけど、楽しみです。

蟬川泰果/トータル11アンダー・6位タイ

画像: 13番でイーグルを奪い、キャディとグータッチで喜ぶ蟬川泰果

13番でイーグルを奪い、キャディとグータッチで喜ぶ蟬川泰果

ショットはいいのですが、パットが……。雨の影響というよりは自分の打ちミスが多かった。あともう少しラインが読めたらというところがいくつかありました。パターのシャフトをちょっとだけ延ばしたいと感じたので、可能ならこの後、直してもらうかもしれません。

練習もして、パットを決めきれるようにしたいです。久々にいい位置で迎える最終日、自分が納得できる1日にしたいです。

松山茉生/トータル5オーバー63位

画像: 11番ホールでバーディを奪い、歓声に応える松山茉生

11番ホールでバーディを奪い、歓声に応える松山茉生

スタートからいい感じの流れできていたんですが、3ホール目(12番)と5ホール目(15番)をボギーにしてから流れが悪くなり、パターが入らなくなりズルズルいってしまいました。1メートルほどのバーディパットも2、3回外してしまいましたし、ショットは悪くなかったんですがパターがダメでした。

海渡MEMO

画像: ダンロップフェニックス3日目も現場で取材したMBSアナウンサー海渡未来(写真は初日)

ダンロップフェニックス3日目も現場で取材したMBSアナウンサー海渡未来(写真は初日)

今日は雨がかなり降っていて、コースにいても傘に当たる雨音が大きく響いていたほど。それでも相変わらずギャラリーは熱く、土曜ということもあってお子さんや地元の日章学園のゴルフ部の生徒さんもたくさん来てプレーを見守っていました。松山英樹選手が「子どもの頃タイガーがこの大会でたくさんのギャラリーを連れてプレーしていたことを覚えている」と話していましたが、次は今ギャラリーとして見ている生徒たちがプロになってこのダンロップフェニックスの舞台に戻って来るのか、そして、こうやって次世代につながって行くのかなどと思いを馳せる取材になりました。

(写真提供/MBS)

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