プロが使うフェアウェイウッド(FW)は、小ぶりなツアーモデルが主流だった。だが、近年、ツアーでも“やさしい”FWの人気が高まり、使用者が増えている。なぜツアープロから選ばれているのか。その理由を探るべく2024年12月10日号の「週刊ゴルフダイジェスト」では、使用者の多いFWを打ち比べている。「みんなのゴルフダイジェスト」では、テーラーメイドの「Qi10」シリーズに注目し、それぞれの特徴を解説してもらった。

Qi10 FW 「スピン多めのフェードヒッターにピッタリ」

画像: 「余計な挙動がないので、振ったまま飛んでくれるイメージですね」勝又プロ

「余計な挙動がないので、振ったまま飛んでくれるイメージですね」勝又プロ

「3番は『本当にスタンダード?』と感じるくらいハードで、プロが好みそうなシュッとした顔つき。初速がドライバー並みに速くてメチャクチャ飛ぶし、余計な挙動がないので、振ったまま飛んでくれるイメージ。HSが速い選手であれば、スピンを入れられて球も上がるので、プロからしたら簡単なクラブだと思います。5番も基本的には飛び系で、ロフトを立てて使えば、3W代わりとして使えるくらい、飛距離性能に特化しています」(勝又、以下同)

画像: シュッとした顔つきで初速がドライバー並みに速く、飛距離性能も十分

シュッとした顔つきで初速がドライバー並みに速く、飛距離性能も十分

画像: ナイスショット3球の平均データ

ナイスショット3球の平均データ

主な使用選手

ローリー・マキロイ/スコッティ・シェフラー/アダム・スコット/ビクトール・ホブラン/ウィンダム・クラーク/松山英樹/平田憲聖/桂川有人/山内日菜子 など

Qi10 ツアー FW 「低スピン・強弾道でとにかく飛ばせる」

画像: 「『Qi10』と比べてライ角がフラットで、さらに強い球が出ますね」勝又プロ

「『Qi10』と比べてライ角がフラットで、さらに強い球が出ますね」勝又プロ

「『Qi10』と比べてライ角がフラットで、さらに強い球が出る。重心がフェース寄りにあるので、フェースが球に向かっていく感じでグンと来やすい。3Wはとにかくロースピンで飛ばすことをイメージしていて、5Wも3Wよりはスピンが入るけれど、かなり強い球。どちらもスピンがかなり少ないので、男子でグリーンで止めることを想定するのであれば、1度くらいロフトを寝かせて使うと、スピンが入りやすくなるのでちょうどいいと思います」

画像: 3W、5Wどちらも低スピン、強弾道

3W、5Wどちらも低スピン、強弾道

画像: ナイスショット3球の平均データはこちら。

ナイスショット3球の平均データはこちら。

主な使用選手

新垣比菜/全美貞/山路晶/藤田さいき/P・サイパン/久常涼/石坂友宏など

PHOTO/Tomoya Nomura、Tadashi Anezaki、Hiroyuki Okazawa、Shinji Osawa、Blue Sky Photos
THANKS/GOLF PLACE

※週刊ゴルフダイジェスト12月10日号「ツアーで人気のFW、何がいいのか打ってみた! 」から一部抜粋

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全編では、紹介したテーラーメイドのフェアウェイウッドのほか、タイトリストやキャロウェイ、ピンゴルフなどそれぞれの特徴をデータと共に解説している。続きは週刊ゴルフダイジェスト12月10日号、Myゴルフダイジェストにて掲載中!

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