
PGAツアーの開幕戦、ザ・セントリーでキャロウェイの新ドライバー「エリート ♦♦♦」を投入したザンダー・シャウフェレ
昨シーズンのツアー優勝者31人とフェデックスカップポイントランキング上位50位までの計59人だけが出場したシーズン初戦。ハワイのマウイ島を舞台に争われたが、出場選手の1割強にあたる7名がキャロウェイの新ドライバー「エリート」を手にしていた。
「もう6、7年キャロウェイのクラブを使っているけど今回のスイッチは今までで一番簡単だった」と言うのは「エリート ♦♦♦」を使用したザンダー・シャウフェレ。「とにかく簡単で、考える必要もなかった」と前作からすぐに移行できたことを明かす。その理由をキャロウェイのツアーレップが教えてくれた。

シャウフェレの「エリート ♦♦♦」はロフト角10.5度をネックの調整機能で9.5度に立たせている。シャフトは三菱ケミカルのディアマナPD 70 TX
「ボール初速も少し上がりましたが、それよりもスピン量が安定したことが1番の要因でした。10.5度の打ち出し角で彼のスピン量は2400回転ですが、ややフラットにきれいなフェードを打ったときは、これまで2800台~3000回転にまで達していました。それが2700回転に収まるようになったんです。スピン量が減ったことは、彼にとって大きな助けになるでしょう」。スピン量が抑えられ、バラつきも減ったことでティーショットがより安定するからだ。
もちろんボール初速が上がっていることで飛距離性能も高く、ザ・セントリーでのシャウフェレのドライビングディスタンスは4日間でフィールド全体の3位と上位に入った。

ザ・セントリーで「エリート」シリーズを投入した選手たち。左からアクシャイ・バティア(エリート)、クリス・カーク、アダム・ハドウィン(二人は「エリート ♦♦♦」)

左からキム・シウー、ブライス・ガーネット、マックス・グレイサーマン。3人は「エリート ♦♦♦」を使用
シャウフェレの他にもクリス・カーク、アダム・ハドウィン、キム・シウー、マックス・グレイサーマン、ブライス・ガーネットがキャロウェイ「エリート ♦♦♦」を使用。アクシャイ・バティアは「エリート」。今シーズン、世界中のツアーでエリート旋風が巻き起こるに違いない。
写真/Blue Sky Photos