本間のMAXはつかまる10K!
本間ゴルフのショップで愛用のボールを頻繁に購入する。袋を抱え会社に戻るとゴルフ好きの上司が 「本間って今はボールのイメージが強いけど、クラブの顔と打感の良さが本間の代名詞だったんだよ」と言われる。新製品らしいクラブがあってかっこよかったことを思い出した。ちょっと見てみようと思い終業後もう一度お店へ。
優しそうな店員さんから「新製品ビックリするぐらいやさしいので打ってみてください」と言われ、初心者なので気が引けるが打ってみることに。
本間ゴルフ「TW767MAX ドライバー」を渡される。打ってみると不思議なことにスライスしない。シャフトをいろいろ替えてくれるとストレートボールになる。「これがフィッティングなのか! 」とビビるけど、実に気持ちいい。大きく見えて安心感があるいい顔だ。
クラウンからソールまで全体をシームレスな一体成型カーボンパーツにすることでヘッド中間部の軽量化を実現し、チタンフェースにカーボンを大胆に使用。中間部の軽量化によって生まれた余剰重量をバック側に配置することで、上下と左右方向の慣性モーメントの合計が10Kを超えた。
ニューバーチカルスリットフェースとβ系チタンによりフェース面全領域で高反発を実現。打感も最高! 飛距離も凄い。
曲がらないとか10Kとか言われるクラブは全部試したが、ボールがつかまらなかった。けど本間は違う。重さと特性の違う6種類の純正シャフトから導き出されたセッティングで真っすぐしか飛ばず、飛距離は驚くぐらい伸びている。
社内のゴルフ好きのコンペで、スライス野郎の私がドローでドラコンを取ったと噂に。昼休みの度に近くの本間ゴルフに付き合わされ本間ファンが増殖中。店員さんから「ぜひとも次はアイアンの買い替えも」と言われる。なんだかインフルエンサーになった気分かも。
TW767MAX ドライバー
◎ロフト角/9.0度、10.5度、12.0度
◎ライ角/60.0度
◎素材/Ti811&カーボン&タングステンウェイト(ボディ)、高強度チタン(フェース)
◎シャフト/VIZARD EZ-C(S、R)
◎価格(税込)/10万2300円
TEXT/Motoharu Tajima
PHOTO/Takanori Miki
※週刊ゴルフダイジェスト1月21日号より