新モデルを一挙紹介!
「Ai-ONE パター」には、Ai-ONE インサートが搭載されていて、トウやヒールに打点がズレたときのボールスピードの減少率を5%にまで抑制。それまで10mの距離を2mショートしていた打点であっても、わずか50cmショートにまで抑えることが可能になっているのが特徴。ゴルファーには有難い技術が詰まったパターと言えるが、新モデルには更に新しいこだわりが詰められているという。
ツアーから人気が爆発した「Ai-ONE パター」
今回「Ai-ONEパター」に追加されるのは「ジェイルバード ミニ バーサ90 CH」「ジェイルバード ミニ バーサ90 DB」「ジェイルバード ミニ CH」「ジェイルバード ミニ S」の4つ。

ジェイルバード ミニ バーサ90 CH

ジェイルバード ミニ バーサ90 DB
「バーサ90」シリーズはトウ側とヒール側にネイビーを、中央には太いホワイトの帯が描かれていて、ターゲットラインへ正確にセットしたりストロークしたりしやすいものに進化。

ジェイルバード ミニ CH

ジェイルバード ミニ S
この4つのモデルにはスチール製ながら90g台の軽量化を実現した「STROKE LAB 90」シャフトが装着される。バット部分は太めに設計することでトルクを軽減、ストローク中のシャフトの無駄な動きが抑制されるようになっている。また、手元側のシャフト内部にはカウンターウェイトが搭載されていてパター全体の慣性モーメントが向上、一貫性のあるストロークの手助けをしてくれるという。
ツアーからの要望で制作された「Ai-ONE シルバーパター」
「Ai-ONE シルバーパター」は、クラシカルなシルバーカラーへの要望に応えた新モデル。新たにデビューするのは「#1 CH」「ダブル ワイド DB」「#7 DB」「#7 S」の4機種だ。
「#1 CH」は最もスタンダードなブレードで、「ダブル ワイド DB」はそれよりも幅の広いブレードが搭載されている。

#1 CH

ダブル ワイド DB
「#7 DB」は人気のツノ型にダブルベントネックが組み合わされていて、「#7 S」にはショートスラントネックが組み合わされている。

#7 DB

#7 S
シャフトは前述の「Ai-ONE パター」と同様に「STROKE LAB 90」が採用され、シンプルな見た目ながらパッティングを助けてくれる要素は満載だ。
長いシャフトと重めのグリップが特徴の「Ai-ONE スクエア2 スクエア クルーザーパター」
2024年12月にデビューしたばかりの「Ai-ONE スクエア2 スクエア パター」に、さらに安定感がプラスされたという「Ai-ONE スクエア2 スクエア クルーザーパター」。センターシャフトが特徴の本シリーズだが、今作ではシャフトが通常よりもターゲット方向に傾けてヘッドの重心位置に装着されているのがポイント。ウェイトの配置によってヒール側が重たく設計されていることも相まって、ヘッドが回転しづらくなり、フェース面をスクエアにキープすることがより簡単になっている。

Ai-ONE スクエア2 スクエア クルーザーパター
ヒール側が重たいトウアップバランスになっていることで、難しく考えなくともオートマチックに真っすぐテークバックし、ターゲット方向にも真っすぐストロークしやすくなっているという。言い換えれば、インやアウトに引くクセがあっても、その癖を出しづらくしてくれるということだ。
昨年末に発表された前作との違いはシャフトとグリップ。前作では33、34インチだったが、今回は38、45インチの2種類。グリップは約66gから約83gに(38インチ)。45インチの長尺パターには分割された42gと82gのものが装着される。この重さが真っすぐストロークする安定感に繋がるという。

38インチ仕様には約83gのグリップが装着される

45インチ仕様には分割された42gと82gのグリップが装着される
シャフトは前述の2シリーズと同じく、スチール製の「ストローク ラボ」が4種類採用される。38インチ仕様には140gの「ストローク ラボ 140」、45インチ仕様には180gの「ストローク ラボ 180」が装着され、トルクを抑えてシャフトの無駄な動きを抑制するためにバット側がやや太めにデザインされている。
“VERSAアライメント”搭載の「Ai-ONE クルーザーパター」
「Ai-ONE クルーザーパター」はヘッド重量が380g、長さ38インチ、グリップ17インチというスペックのシリーズで、こちらも2024年11月に追加モデルが発表されたばかり。今回は、新たに「ジェイルバード バーサ90 DB」が追加される。名前の通り、ヘッド形状は人気の高いジェイルバードタイプ。特徴的なのは、ターゲットライン上にセットしやすくなる「バーサ90 アライメント」が採用されているということだ。

ジェイルバード バーサ90 DB
重めのヘッドに長めのシャフトとグリップを組み合わせたパターの使用率が高くなっていることから製作されたシリーズだが、このモデルはその重さと全体の慣性モーメントの高さでストロークの安定性が高く、一貫性のあるストロークを実現することができるという。

トウ・ヒール側それぞれに約15gのウエイトが搭載されている
採用されたシャフトは「ストローク ラボ 140」、グリップは17インチで83g。ソールには約15gのウエイトがトウとヒールに1つずつ搭載されている。
「Ai-ONE トライ・ビームパター」
「Ai-ONE トライ・ビームパター」にモデルが追加されるのは今回が初めてだが、今回は一挙に7種類が追加される。通常のクランクホーゼルと同様の位置にトライ・ビームのラケットホーゼルを搭載した「#1W」、センターシャフトの「#1 CS」。小型マレットの「#5」をセンターシャフトにした「#5 CS」。

左から「#1W」「#1 CS」「#5 CS」
ツアーでも長く人気のツーボール形状を採用し、クランクホーゼルにした「ツーボール ブレード」、センターシャフトの「ツーボール ブレード CS」。

ツーボール ブレード

ツーボール ブレード CS
「ジェイルバード ミニ」の形状を採用してクランクホーゼルにした「ジェイルバード ミニ」とセンターシャフトの「ジェイルバード ミニ CS」の7種類だ。

ジェイルバード ミニ

ジェイルバード ミニ CS
「Ai-ONE トライ・ビームパター」が「トライ・ビーム パター」から踏襲したのは独特の三角形状の“ラケットホーゼル”。ヘッドを広い範囲で支えることができるため、オフセンターヒットしたときのブレに強くなっている。もちろん、ヘッドの重心位置が上がらないよう配慮されていて、違和感なく構えることがでいるようになっている。
また、ソールには慣性モーメントを高めるようにウェイトが配されているほか、シャフトは「Ai-ONE パター」、「Ai-ONE シルバーパター」と同じ「ストローク ラボ 90」が採用されている。
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ポリカーボネート性のウィンドウからAI-ONE インサートの形状をみることができる
今回の新作には全て、フェース裏側の形状が見えるウインドウも設置されていて、AI設計の複雑な隆起を見ることができるのもゴルファーの心をくすぐるポイントのひとつだろう。
さらに、「Ai-ONE MILLEDパターシリーズ」3種も明日から発売開始となるほか、3月中旬には「DFX BY ODYSSEYパター」も4年ぶりのリニューアルを経て発売予定だ。自分にピッタリの1本がきっと見つかるはず。