「週刊ゴルフダイジェスト」の会社員ゴルファーにフォーカスする連載「企業ゴルフ選士」。“選士”という造語は、戦うだけのゴルファーではなく、会社に認められ、選ばれたゴルファーだから。2月25日・3月4日合併号に掲載した25人目の「企業ゴルフ選士」。「みんなのゴルフダイジェスト」でも紹介しよう。

画像: 遠藤浩太郎さん(25歳)

遠藤浩太郎さん(25歳)

株式会社ワールドフィット
FC運営本部
店舗開発部
遠藤浩太郎さん

ラグビーやボディビルディングを経て21歳から本格的にゴルフを始める。甘いマスクとは裏腹に、もともと持つストイックさに加え、ゴルフ好き一家という血筋もあり、今後は競技ゴルファーへの道も視野に入れる。

株式会社ワールドフィット

アスレジャーアパレルブランド【CRONOS】を運営。【CRONOS BLACK】では機能性と洗練されたデザインを融合したハイエンドなゴルフウェアを展開。コースでも日常でも映えるスタイルが、大人のゴルフライフに新たな選択肢をもたらす。今夏には、表参道に旗艦店をオープン予定

「ゴルフの楽しさ」に目覚めたばかり!

プライベートジムの運営やアスリート向けのアパレルを展開する同社きってのイケメンゴルファーである遠藤浩太郎さんは21歳から本格的にゴルフを始め、現在の平均スコアは90前後。リアルタイムで“ゴルフの楽しいところ”を体感中の25歳だ。

「今はひたすら楽しいばかりです。もっとラウンドに行きたいし、練習も増やしたい」と言うものの、3月に第1子が誕生することを受けてゴルフの優先順位は当面下がるだろう。とはいえ、やめる気は全くなさそうな遠藤さんに、ゴルフを始めた経緯を聞いた。

「中高でラグビー、大学でボディビルディングに打ち込んでいました。ただ、父と祖父が、メンバーである府中CCの倶楽部競技でタイトルを持つほどの“ゴルフばか”だったこともあり、自然とゴルフをするようになりました」

桐蔭学園高校時代はラグビーの全国大会で3位を経験、専修大学では美しい体を競う「フィジーク」という競技にハマり、醤油一滴まで管理するほどだったとか。しかし、実家ではゴルフの話ばかりだったことから自然とゴルフへ意識が向き始め、それを待っていたかのように父親からラウンドに誘われたが……。

初ラウンドはストレスだらけ

「初めてのラウンドは大学3年の頃、伊豆大仁CCでした。その前に何度か練習場へ行っていたこともあり、スコアは110とそこまで悪くはなかったんですが、とにかくフラストレーションが溜まったことを覚えています」

ゴルフ場の景観やダイナミックさに感動する間もなく、溢れんばかりのパワーで球は左へ右へ。スマートにプレーする父を横目に打って走るの繰り返しに「悔しい気持ちしかなかった」と言うが、ゴルフばかの血筋なのか、嫌になることはなかった。

「とにかくまともに飛ばせるようになりたくて、父から紹介してもらったプロのレッスンを受けることにしたんです。大学時代はまだ同世代でゴルフをする人はいませんでしたが、社会人になって友人たちがゴルフを始めたこともあり、休日行く場所の選択肢へ次第にゴルフ場が入ることが増えていきました。今では少しスコアも良くなって、景色も楽しめますし、ちょっと深い会話だってする余裕もできました」

まさに好循環といったところだが、遠藤さんは「ゴルフのもっと深いところ」へ潜っていきたい気持ちでいっぱいだという。

祖父と父の3世代でタイトルを取りたい!

「毎回ミスの内容が違って、見えてくる課題も毎回変わるところが面白いですよね。ラグビーをやっていた頃は『チーム戦は飽きないけど個人戦のゴルフはすぐ飽きそう』と思っていましたが、そんなことは全然ありませんでした」

今の課題はショートゲーム。距離感をつかむのは得意だというが、毎回違うゴルフ場の傾斜や“見え方”に慣れるには、まだまだラウンド経験が足りないと言う。

「それともう1つ。父が中高生時代の同級生のコンペに30年以上参加しているのですが、いつまでも集まれる場所があるって良いじゃないですか。僕も友人たちと『絶対にやりたいね』と言っていて、今は会の名前を協議している段階です(笑)」

そしてもう1つ。遠藤さんは、いつか競技に出たいと思っている。

「今はひたすら楽しいゴルフを満喫していますが、競技の“ピリついた”感覚も体験したい。府中CCで祖父はキャプテン杯、父は理事長杯で勝った経験を持っていますが、私がここでタイトルを取れば、3世代タイトル保持者になるじゃないですか」

となれば4代目は3月に授かる子……それは気が早すぎ!?

【クラブセッティング紹介】自分で選んだ初めてのテーラー

以前は父からのお下がりを使っていたが、ハマり始めてから初めて自分で買ったセット。4UTが2
本入っているのは距離の打ち分けのため。

「見た目が格好良くて振り心地の合うものを厳選しました。キャロウェイの4UTは210ヤード、本間は200ヤードくらいの距離で使い分けています」

画像2: 「祖父と父の“ゴルフばかの血”が僕にも流れていました」株式会社ワールドフィット・遠藤浩太郎さん【会社員ゴルファー紹介】

1W/テーラーメイド ステルス(9度)/フジクラ ベンタスブラック5(S)
3・5W/テーラーメイド ステルス2(16度・19度)/三菱ケミカル テンセイレッド TM-50(S)
4UT/キャロウェイ XR(22度)/キャロウェイ XR(S)
4・5UT/本間 TW747(22度・25度)/本間 VIZARD UT-H7(S)
6I~PW/テーラーメイド P-790/N.S.プロ 950GH neo(S)
AW・SW/キャロウェイ Xシリーズ JAWSウェッジ(52度・58度)/N.S.プロ モーダス³ツアー105(S)
PT/テーラーメイド トラス JUNO TB1
BALL/タイトリスト プロV1x

ORGANIZER/Hironori Kogure
PHOTO/Hiroaki Arihara
THANKS/ボールパーク

※週刊ゴルフダイジェスト2月25日・3月4日合併号「企業ゴルフ選士」より

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