女子ゴルフの今季国内ツアー第2戦、Vポイント×SMBCレディスゴルフトーナメント2日目が22日、千葉県・紫カントリークラブすみれコースで行われ、米ツアーを主戦場にする吉田優利が首位から出て4番からの4連続を含む8バーディ、ボギーなしの64をマーク、通算12アンダーで独走態勢を築いた。最終日は通算4アンダーで2位の大里桃子、プロ2年目の19歳・菅楓華に8打の大差をつけてスタート。2023年のメジャー、ワールドサロンパスカップ以来約2年ぶりとなる日本ツアー通算4勝目を目指す。
画像: 2日目、64をマークし、2位に8打差をつけた吉田優利(撮影/姉崎正)

2日目、64をマークし、2位に8打差をつけた吉田優利(撮影/姉崎正)

出だしの1番でエッジから9メートルをパターで沈めてバーディを先行させると、8ヤードをチップインさせた3番からは圧巻の4連続バーディ。後半も3メートルを決めた13番から3連続でスコアを伸ばした。14番はこの日3つ目のチップイン。2位に8打の大差をつけた。

「コース自体が難しいので、思考を切らさないようにした。入らなかった場面もあったけど、自分のパッティングには納得しているので、割と流れ良くプレーできた」

10番では第2打をグリーン奥へこぼし、難しいアプローチが残るピンチだったが、ピンそばにピタリと寄せてパーセーブ。難しいコースを相手にノーボギーで回り、攻めるだけでなく守りもパーフェクトに近かった。

「キャリー計算が大事なコース。いくつキャリーで、いくつランをさせるかが今週一番のポイントだと思っていて、それがしっかりできていると思います」

最終日は2位に8打の大差でスタートする。勝って当然のプレッシャーもかかるが、メンタル面の準備も怠りない。

「明日はただ自分が気持ちよくゴルフをしたいだけ。でも、どの位置でどの選手が今日の私みたいなプレーをするか分からないので、明日は明日で一番のプレーができるように準備したいです」

桜の開花よりひと足早く優勝という大きな花を咲かせる。

初日の吉田優利

大会前は姉妹でドレスアップ

吉田優利のツアー初優勝

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