新製品「FR-5」はシビアな操作性が追求された「FRZ」、そして完全なるオートマチック機能の「DJ-6」、際立つ特徴のある2モデルのちょうど中間に位置する機能を目指したもの。

フォーティーンが制作したど真ん中ウェッジ「FR-5」
「FR-5」が採用したソール技術の”ユニバーサルソール”はフォーティーンを代表するグラインドで、やさしさをサポートして、テクニックを発揮できるという万能ソールだ。シンプルにボールを拾いやすく、ヘッドの抜けがいい。そして、フェースを開いたりできるなど、テクニックも駆使できる特徴がある。
また、「グースのやさしさとストレートの構えやすさを両立させたフィーリングを独自機能として実現させるために、ネックの緩曲線化に徹底的にこだわりました」と顔にもこだわっている。その理由は、グースネックはシャフト軸よりも後方にフェース面があるため、まるで包み込むようにボールを捉えることができる絶対的”やさしさ”がある一方で、大半のウェッジはストレートネックのため、それに慣れたゴルファーにとっては、そのやさしさがかえって構えにくさに感じることもあるからだ。
「激スピン」で知られるフォーティーンのウェッジ。ウェッジの溝は彫刻で成形されることが一般的だが、「FR-5」は”鍛造”。そして「FRZ」同様に「FR PROJECT」で培った独自のレーザーミーリングを採用することで、スピン性能にも自信を持つという。

“ユニバーサルソール”、“ややグースネック”、“レーザーミーリング”でやさしさと操作性、そしてスピン性能を兼ね備えたモデル
フォーティーンのクラブ作りについて、「いつも“ひとりのゴルファー”がいます。私たちがクラブを開発するとき、まず最初に決めるのは『どんなゴルファーのためのクラブか?』ということです。そのターゲットとなるのは、プロではなく必ずアマチュアゴルファー。そのゴルファーにぴったり合うよう、機能や特徴を一つひとつ絞り込んでいきます。だからこそ、スキルに合わせたサポート性能を持ち、“本当に役立つ”クラブが生まれるのです」と同社担当者。
ウェッジのフォーティーンが手掛ける「スタンダード」ウェッジ。一度、試打してみてはいかがだろうか。

パールサテン仕上げとダイヤモンドブラックサテン仕上げの2種類

■素材・構造/軟鉄一体鍛造製法(S20C)
■仕上げ/パールサテン仕上げ、ダイヤモンドブラックサテン仕上げ
■価格/ 3万800 円(税込)