先週(週刊ゴルフダイジェスト5月27日号)で第8回ゴルフ川柳コンクールの結果が発表になったが、例年と同じく担当編集のA子のおしゃべりにより誌面が尽きてしまった。そこで週刊ゴルフダイジェスト6月3日号では、選ばれなかった優秀作を追加で紹介。【2回中1回目】
画像: 「おかわり」といえば、編集A子のなかでは中村剛也一択! それではおかわりいってみよう!(PHOTO/Getty Images)

「おかわり」といえば、編集A子のなかでは中村剛也一択! それではおかわりいってみよう!(PHOTO/Getty Images)

A子: 本番よりもこっちが面白いとの評判もある「おかわり劇場」の時間よ。
 
R太: 米が高いこの折に……。
 
A子: 何言っているの。「おかわり」の意味するところは西武ライオンズの中村剛也よ。
 
R太: あ、おかわり君。
 
A子: シーズン前、西武ライオンズを最下位に予想する解説者は少なくなかったけれど、5月15日現在、パ・リーグ3位と粘っているのよ。おかわり君はここまでホームラン3本。チームのトップよ!
 
R太: ゴルフ川柳とまったく関係のない話が続きますが……。
 
A子: 去年の西武は年間100敗するのではないかと西武ファンの私ですら西野カナのように震えていたのに、91敗で収まり、無事に100切り。ほっとしたわ。

◆ゴルフ歴 30年で 100を切り (東京都 いつを 84歳)

A子: そんななか、今さら100を切った人の登場よ。
 
R太: 「ゴルフを30年やっているのに100切っていないんですよ」がテッパンネタだったのに……。
 
A子: ヘタに98とか出しちゃって、ベストスコアを聞かれたときに「98なんですよ」と答えたら相手は「へえ……」みたいな。「100が切れなくてー」のほうが話は盛り上がるのにね。

◆70台 最後に出したの 30代 (東京都 平凡タッチ 60歳)

A子: 逆にベストスコアを尋ねられて「79」とか言っちゃった日には……。
 
R太: すんごい上級者と思われて「わー、お上手なんですね」なんて言われて。
 
A子: ハードル上がり過ぎるのイヤー。実際、ラウンドが始まったらシーンとしちゃったりしてね。ランチタイムに「79出したのは30年前だから……。今はなき昭和の森GCだから……。簡単だったから……」とかいろいろ言っても、とんだ言い訳野郎になっちゃうわ。でも、いいのよ、コンペでは賞品さえもらえれば……。

◆BB賞 ゲットし夜は BBQ (鹿児島県 石笑 79歳)

R太: ブービー賞でもいいんだ!
 
A子: 賞品はきっと、ソーセージか何かよ。
 
R太: バーベキューに喜ばれる!
 
A子: 「パパ、ありがとう」なんて言われてニコニコして。
 
R太: ブービー賞だけど、そんなの黙っていればわからない(笑)。
 
A子: 順位表は抹殺してね!

賞品が ないと犬まで 冷たい目 (千葉県 ななゆき 38歳)

A子: 犬って空気を読むから大変よ。ママが「パパ、手ぶらなんだ」って、フンッとするとトイプードルのココアちゃんもママのような態度を取るのよ。
 
R太: ココアちゃん、お前もか!

ずぶ濡れの 傘下で勝ち取る 参加賞 (栃木県 ケンジャギ 36歳)

A子: でも、ブービー賞がなくても参加賞がある! 海苔とかさ(笑)。
 
R太: 家で待っている家族に何か持って帰りたい。
 
A子: 愛だわ、愛。しかも、この川柳、すごく上手い。「傘下」で勝ち取る「参加」ですって。

幹事力 反映してよ ボーナスに (東京都 あやか 36歳)

A子: 結局、世の中カネだから。
 
R太: 愛じゃなかったんですかー?
 
A子: カネとアイの兼ね合いが大事よ。
 
R太: うまいこと言っちゃって。
 
A子: とはいえ、コンペの幹事は大変。その段取り力は評価してほしいわ。基本給に加えてほしいわ。
 
R太: ボーナスじゃなくて基本給に飛躍している。
 
A子: 今年は飛躍の年と言い続けて早20 年。
 
R太: ……。

褒めたのは こっちも褒めて ほしいから (愛媛県 ケンプ 71歳)

A子: わかるー。私も褒められて伸びるタイプ。
 
R太: A子さん、いつもかわいいティー使っていますよね。
 
A子: うんうん、ヤマダデンキのゴルフ売り場で買っているの(ニコッ)。R太の距離計はシンプル表示のクラシックタイプ? 物持ちがいいわねえ。
 
R太: えっ?
 
A子: 微妙なところを褒められたから、微妙な感じで褒め返したわ。

ゴルフ女子 褒めてくれるよ ボクの靴 (大阪府 大阪ゆうちゃん 70歳)

R太: さすがゴルフ女子!
 
A子: 「R太さんの靴ひもかわいいー」みたいな?
 
R太: えっ?
 
A子: ゴルフ女子は時に足元を見るのよ(笑)。この靴を履いている男の年収は……なんてね。
 
R太: すごい偏見。
 
A子: でも、私は見るわよ。

バンカーを ならす腕だけ プロの域 (兵庫県 はこちゃん 62歳)

A子: この方、教員で陸上部の顧問さんなんですって。で、幅跳びの砂場をいつもならしているからスキルが身に付いたって。
 
R太: はこちゃんのならしたバンカーはきれいだなあ。
 
A子: よっ、褒め上手。

バンカーの 技術を語る 砂かけ論 (愛知県 さごじょう 42歳)

A子: 誰が砂かけババアですって!?
 
R太: 言っていませんよ。
 
A子: あらま、空耳。それにしてもうまいわよねえ。バンカーの話だから水かけ論じゃなくて砂かけ論。
 
R太: 何が正解かとんとわかんないですよね。

池避ける 方策探る 水かけ論 (東京都 A子 永遠の28歳)

R太: 盗作だーーーー!!
 
A子: リ、リスペクトだと言って。

▶▶▶「ゴルフ川柳コンクール おかわり劇場・後編」はこちら

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