"下道&車中泊"で2100を超える全国のゴルフ場完全制覇に挑戦中の2024年6月末でサラリーマン生活を卒業した木村公一さん。自身を漢字から「はむいち」と自己紹介する。漫画『釣りバカ日誌』のハマちゃんこと浜崎伝助が「釣りバカ」なら、はむちゃんは「ゴルフばか」。そんな「はむちゃん」の痛快(!?)ゴルフ人生を綴った「ゴルフばか日誌」の第68話目! 前回は、道の駅「ガレリア亀岡」(京都)で車中泊して終わっています。今回はその続きで、ゴルフクラブ四条畷(大阪)、蒲生ゴルフ倶楽部(滋賀)、大山アークカントリークラブ(鳥取)の3コースを制覇したお話です。

ゴルフクラブ四条畷のオープンコンペに参加

5月22日(木)、4時起床、4時50分出発。前夜9時頃から降りだした雨は朝になってもやむ気配なし。それよりも困ったのは23時~4時まで電気のメンテナンスで、トイレが使用禁止に。頻尿の私には拷問同然。4時半にようやく解放されました。

府道46号線→国道170号を走り、6時05分ファミマ四條畷中野店でカップ味噌ラーメンとファミチキで朝食。

画像: ゴルフクラブ四条畷のコース設計は佐藤儀一氏、コンペ要項

ゴルフクラブ四条畷のコース設計は佐藤儀一氏、コンペ要項

食べて出発し、10分後にGC四条畷に到着。クラブハウスは歴史がありそうな雰囲気。

スタートはアウト9時08分。

同伴者の1人、田邊さんがギリギリ到着。が、キャディバッグを自宅に忘れて来たと。常連みたいで知り合いに借りてスタート。

GC四条畷は大阪の中心部から30分と近く、昭和35年の開業。起伏のある山岳コースだが、各ホールは完全にセパレートされていて、1打1打に集中できる。で、スコアは43・49の92。前半のハーフ集計によるシニアレディースオープンコンペで、自分に都合のよい隠しホールで計算したらハンデ7.2。これは上位に行けそうと目論むも、実際にはトリプル叩いた8番が隠しホールに引っかからずハンデ3.6で60人中46位。参加賞だけ頂きました。

同伴の漆原さん42・42の84。知人のクラブで回った田邊さん56・51の107。もう1人の渡辺さん51・53の104。2人はともに88歳と聞き、またびっくり。グリーンの重さに翻弄されたけれども、コースは私向き。好きなタイプのゴルフ場でした。

14時半に終わり、15時50分出発。国道163号を走り、17時35分にローソン大津平野二丁目店で夕食の食材を買い、17時50分、道の駅「こんぜの里りっとう」に到着。夕食を摂り、日誌を書く。山の頂上に近い道の駅で駐車中のクルマも少なく、ちょっと不気味。こんな辺鄙な場所に道の駅をなぜ作ったのか、よくわかりません。車内を片付け、22時に就寝。

滋賀サーキットのおかげで蒲生GCを制覇できました

5月23日(金)、4時半に起き、5時25分出発。30分後、セブン-イレブン水口町松尾店で豆腐スープを買って朝食。

6時50分、蒲生GC到着。風格あるクラブハウス。20日のベアズパウ ジャパンCCでのラウンドで、同伴の斉藤さんに「滋賀サーキット予選会」をやっていると教えてもらって速攻で電話予約したゴルフ場。

画像: 蒲生ゴルフ倶楽部3番H(173Y・P3)

蒲生ゴルフ倶楽部3番H(173Y・P3)

スタートは8時21分、比良コース→伊吹コースをラウンド。急に決まったコンペだからかモチベーションが上がらず56・49の105という情けないスコア。練習グリーンは遅かったのに、本番のグリーンは8.6フィートとは思えない速さのうえ、全部お椀をひっくり返した形状なので、ピンをオーバーするとグリーンを飛び出す始末。フェアウェイは広いが、ブラインドが多く、狙いを絞れなかったのも大叩きの要因か。

同伴の磯村さん45・44の89。野村さん43・43の86。河上さん47・47の94。

ただ、ふだん1人予約のできないコースみたいで、滋賀サーキット予選会の参加者は217人と、かなり多かった。18ホール競技でダブルペリア・上限36だが、各ホールのカット上限はなし。6インチOKだが、完全ホールアウト。表彰発表は翌日ホームページで、とのこと。

翌日、確認したら、結果はハンデが21付いたもののネット81で193位でした。

まあ、調子の悪い本日のことは忘れて、明日頑張るかと思いきや、予定していた鳥取県の大山平原ゴルフクラブが、同伴者キャンセルのため予約不成立。完全雨予報だから仕方ないかと、関西から中国地方まで片っ端からゴルフ場に電話をかけるも、参加できるところはなし。やむなく明日は事務作業をやることに決め、それでも日曜日に鳥取の大山アークCCを予約しているので、鳥取米子方面に向かうことにして、15時プレー終了、16時出発。

国道1号→9号を西に向かう。京都市内の超渋滞に気が滅入る。磯村さんが「小浜のほうを抜けたほうがいいよ」とアドバイスしてくれたのに、聞かなかったから自業自得。

ローソン亀岡ひえだの町店で夕食を摂り、道の駅「和(なごみ)」に21時22分到着。ここも昨夜の「こんぜの里りっとう」並みに辺鄙な場所。駐車中のクルマは私のほか2台のみ。静かで不気味。

5月24日(土)、5時に起きて、5時半出発。鳥取まで下道220キロ。4時間の行程は渋滞もなく、ドライブ気分。途中、雨が降り出すも急ぐ旅ではなし。7時半にローソン・ポプラ岩美岩井店で水と缶コーヒーを買い、昨日のコロッケおにぎりと菓子パンを食べながら運転。

8時10分、鳥取市内に入る。9時40分、イオンモール日吉津(ひえづ)到着。10時20分からムービックス日吉津で「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」を観る。主役のトム・クルーズは同年代だが、スタントマンを使わずにアクションシーンをこなす。よく動けるなとひたすら感心。トムさんは、ゴルフはせんのやろか?

昼食は菓子パンとヨーグルトドリンク。フードコート内で事務作業。雨の土曜日とあって、イオンモールの西館も東館も超混雑。みんな行くとこがないんやろね(笑)。夕食はフードコート内のすき家で牛丼大盛680円。19時52分にイオンモールを出発、20時15分、道の駅「あらエッサ」に着き、21時就寝。

雨の日の一人予約には神様、仏様がいます

5月25日(日)、3時起床、3時半出発。昨日の雨がしんしんと降り続く。昨日の天気予報では、雨は朝方にやむ、とのことだったが、まったくやむ気配がない。

大山アークCCに4時15分到着。

スタートはアウトの5時。そう、早朝スルーなんです。雨の中、地元の梅原信一さんが来てくれたお陰で予約成立。こういうときの同伴者は神様、仏様、ですよ。梅原さんありがとうございます。

前も後ろもいない、まったくの独壇場。なので速い速い。アウト・インともハーフ1時間半で回り、8時にはホールアウト。スコアは44・47の91。雨だと余計なこと考えずに集中できるのかも(笑)。梅原さん52・46の98。

画像: 大山アークCC。雨のため美しいコース写真は撮れませんでしたが、キャディさんがわざわざ駐車場までタグを持ってきてくれました!

大山アークCC。雨のため美しいコース写真は撮れませんでしたが、キャディさんがわざわざ駐車場までタグを持ってきてくれました!

本来なら、山陰地方の霊峰・大山を仰ぎ見ながらゆっくり回りたかったけど、そんな余裕はなし。ただ、女性スタッフがキャディバッグをカートでクルマまで運んでくれ、わざわざネームタグも持ってきてくれた。PGMの社長さん、大山アークのスタッフはとてもビジター想いですよ。ボーナス、弾んでチョー(笑)。

ただし、終わったあとに修業がまっていた。早朝スルーなのでロッカー・風呂は使えない。近くの日帰り温泉に電話するが、8時にオープンしているところはないし、10時オープンまでは待てない。レインウェアだけ脱いで、それでもシャツはびちょびちょのまま運転し、道の駅「大栄」に着いたのが9時45分。トイレで着替えて、10時10分出発。

11時6分、道の駅「清流茶屋 かわはら」内のファミマで昼食。12時に出発し、マンマチャオマックスバリュ町田店のコインランドリーで洗濯・乾燥を済ませ、買いものをして17時16分出発。18時半ローソン三木細川金屋店で夕食を摂り、19時17分に出発。20分後、吉川温泉「よかたん」に着き、1500メートル地下から自噴する世界有数の炭酸泉に首まで浸かって雨中ゴルフの疲れを取り、そこが道の駅「よかわ」とわかって駐車。家族に電話をかけて22時就寝。以下次号。

●日本のゴルフ場:1176ヶ所。ちなみに人生通算ラウンド数がちょうど1600回目
●今回の総走行距離:804キロ
●今回の必要経費:GC四条畷1万4351円、蒲生GC1万2159円、大山アークCC8500円。ガソリン代1万4472円、飲食費5013円、日帰り温泉800円、合計5万5295円

次回は、美奈木ゴルフ倶楽部(兵庫)、東城陽ゴルフ倶楽部(京都)、高室池ゴルフ倶楽部(兵庫)を攻略予定です。

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