女子ゴルフの今季国内ツアー第12戦ヨネックスレディス初日が6日、新潟県長岡市のヨネックスカントリークラブで行われ、プロ10年目で未勝利の小野祐夢が6バーディ、2ボギーの4アンダー68で回り、首位の宮田成華に3打差5位につけた。

プロ10年目の小野祐夢が首位と3打差スタート
小野はホールアウト後、この日のラウンドを満足そうに振り返った。
「今日は結構長めのやつ(パット)が入ってくれたので、リズムよく回れました」
早大の後輩で仲がいい稲垣那奈子の前週リゾートトラスト レディス優勝に大いに刺激を受けた。
「プロになる前から一緒に回っていた子だったし、私は早稲田の通信(教育)なんですけど、那奈子ちゃんも追っかけて早大に入ってくれて……。あの優勝には刺激をもらいましたね」
5月のワールドレディスサロンパスカップで4パットを犯して予選落ちしたことを猛反省。距離感の合わせ方をしっかりやり直したことが今週の好発進につながった。
「今日のグリーンの5メートルと10メートルはこのくらいのタッチかということをしっかりとつかんでから出るようにして、だいぶよくなりました」
首位に3打差の好位置につけ、残り2日間のプレー次第では悲願の初優勝も夢ではない。
「スコアが出るコースなので、毎日本当に全部攻めるくらいでいかないと置いていかれる。今日のまま満足しないで明日もどんどん攻めていきたいと思います」
稲垣に追いつき追い越せ!