アダム・ハドウィンはカナダ出身でツアー1勝の中堅プレーヤー。本人は目立たない存在だが妻・ジェシカさんはパンチの効いた投稿で人気を集めるSNSクイーン。今回もフォロワーを喜ばせている。
ジェシカ・ハドウィン（妻）の Instagram より
地元開催のRBCカナディアンオープンで23年のニック・テーラーに続くカナダ勢優勝を目指したハドウィン。3日目には65をマークし16位タイとトップ10を狙える位置に浮上した。しかし最終日にスコアを伸ばせず27位タイの平凡な成績に終わっている。
そんななか話題になったのが、ジェシカさんがＸに投稿した父と娘の会話。大会初日を終え「マードックス（娘）とアダム（父）がフェースタイムでこんな会話をしていました」。
娘：今日のゴルフはどうだった? バーディとボギーをいくつ取ったの?
父：よかったよ。ボギーは1つでバーディが4つ。
娘：全部で何ホール?
父：18ホールだよ。
娘：18ホールもあるのになんで4つしかバーディが取れなかったの?
娘の強烈なひと言にジェシカさんも「辛辣!」と反応したがハドウィン本人は苦笑いするしかなかった。
また、マードックスちゃんはテレビで試合を観戦しながら父が映らないことに不満を募らせ「パパのプレーを誰も見ていないなら、なんでゴルフなんかするの?」。愛情たっぷりではあるがSNSで常に夫をこき下ろしているジェシカさんにそっくりだ。
帯同キャディ本人が着用するゼッケンに好きな文字を刻めるバルスパー選手権ではキャディが「ジェシカの夫」と表記するほど妻の尻に敷かれているキャラのハドウィン。
今年のバレンタインの週に行われたジェネシス招待で初日強風のため83を叩いた夫。すると83のスコアカードの背景にハートを散りばめ、あたかも素敵なカードのようにXにさらしたのは彼女一流のジョーク。
父は妻と娘の“口撃”に耐えながら日々精進している。
※週刊ゴルフダイジェスト2025年7月1日号「バック9」より
