女子アマチュアゴルファー日本一を決める「日本女子アマチュアゴルフ選手権」の第2ラウンドが18日、滋賀県の名神八日市CC(6642Y・P72)で行われ、71で回った稲葉千乃(ちの)が4アンダー2位タイに浮上した。なお、遠藤夢里が6アンダーで単独トップに立っている。
画像: 福井工業大学3年の稲葉千乃が2位タイに浮上

福井工業大学3年の稲葉千乃が2位タイに浮上

3バーディ2ボギー。難しいピンポジションに苦しみながらも、1つスコアを伸ばした。

「昨日はピン位置がやさしいところだったので、ミスしてもそんなに大きなけがにはならなくて、ガンガン攻めるゴルフができていたんですが、今日は難しいところに切ってありました。攻めるところは攻めて、バンカーだったりとか守るところは守ってやりました」

初日は3アンダー、2日目は1アンダーと“攻守”の切り替えが上手くいっている。

「去年が女子アマに出られなくて、まず予選通過を目指していて、今年は中部女子アマ2位で出場できました。初日は潜りたい(アンダーを出したい)って思っていて、昨日は(3アンダーで)自分的によかったです」

予選ラウンドは2日連続で「潜ること」に成功した。

同組のメンバーにも恵まれた。初日は一緒に回った3人が全員3アンダー。

「やっぱりいいショットを打ってくれると自分もこのイメージで打とうってなるんで、イメージを出しやすかったです。それで流れが良かったと思います」

画像: 大学の先輩がキャディ。「楽しく回れています」と36度を超える暑さのなかでも元気いっぱい

大学の先輩がキャディ。「楽しく回れています」と36度を超える暑さのなかでも元気いっぱい

福井工業大学3年の20歳。女子プロテストの挑戦は今年が初めてだという。

「元々高3で受ける予定はあったんですが、自分の調子とか見て、大学行ってチカラをつけて練習してから挑戦しようと今年挑戦することになりました」

トップと2打差。残り2日間で優勝のチャンスは十分にある。

「あまり優勝、優勝と思うとプレッシャーになってしまうと思うので、まずは毎日アンダーで回りたいです。ピン位置次第で難易度が全然変わってしまうので、実際にコースに出て見ないとわからないですが、今日の調子であればいけると思います」

決勝ラウンドも潜り続けることができれば、頂点が見えてくる。

日本女子アマ初日

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