女子ゴルフの今季国内ツアー第16戦「資生堂・JALレディスオープン」は3日、横浜市の戸塚CC西Cで開幕する。大会前日の2日、コースで最終調整する注目ルーキー青木香奈子に話を聞いた。
画像: 資生堂・JALレディスに出場する青木香奈子

資生堂・JALレディスに出場する青木香奈子

第1回リランキングは40位で通過し、ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンまでの試合のほぼ全試合に出場できる状況だが「シード(獲得)とか(周りに)言われることが多いですけど、自分にプレッシャーをかけすぎないようにしたい。1年目っていうのをいい意味でポジティブには深く考えすぎず、楽しく終盤戦までしたいなと思います」と自然体で臨む姿勢を強調した。

理由は前半戦後半にペースダウンしたことが大きい。レギュラーツアーデビュー戦となったVポイント×SMBCレディスで13位に入り、一気に話題選手となったが、自身3戦目の富士フイルム・スタジオアリス女子オープン以降前週のアース・モンダミンカップまで6試合で予選落ちが5試合あったことに触れ「前半戦の最後のほうに自分にプレッシャーをかけすぎることが多かったから、そこをかけすぎずに1年目は楽しくしようと最近は思っています」と振り返った。

その一方でプロゴルファーとしての自信もつかんだ。4月に行われた下部のステップ・アップ・ツアーの大王海運レディスオープンでうれしい初優勝。「ステップで勝ったのを自信にして(その結果)最終QTから行けますし、そういうふうに心に余裕を持ってプレーしたいなと思います」と目線を上げた。

今週も酷暑の中での試合となるが、暑さ対策も自然体だ。アマチュア時代に地元宮崎のゴルフ場でキャディをしていた経験から「暑さ対策は特にないんですよ。ポカリとかアミノ酸くらいです。(暑い時期に)キャディして1日20キロとか走り回っていたので、それに比べたら何も持たないで歩くだけなので全然です」と自信の表情。暑さも、試合の重圧も自然体で乗り越える。

手足が長い青木香奈子のドライバーショット連続写真

青木香奈子の1年目

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