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3つのショップに聞いてみた

ゴルフパートナー新橋日比谷口店
総合ゴルフクラブショップで中古クラブを多数揃える。新橋駅からのアクセスも良く、徒歩2分

ゴルフガレージ新橋銀座口店
新橋駅から徒歩2分で会社帰りにも立ち寄りやすい。中古クラブを多数揃え、工房も併設されている。

ゴルフドゥ!環七練馬店
都内有数の在庫量。人気ブランドの中古クラブを豊富に揃えている。駐車場は40台完備。
【ウェッジ編】クリーブランドの「RTX6」とコブラの「スネークバイト」がお手頃価格
「大人気のボーケイの『SM』は、8までと9以降で大きな価格差ができています。8までは1万円を切りますが、9だと1万5000円くらいの値が付きます」(ゴルフパートナー・津谷氏)
「新しいモデルが出たコブラの『スネークバイト』やブリヂストンの『BRM2』、テーラーメイ
ドの『ハイトウ』がお買い得です」(ゴルフガレージ・塙氏)
ほかにはフォーティーンの『Jスペック3』も「球が上がってめちゃめちゃ打ちやすいです」とゴルフドゥ!・安島氏。
【ゴルフパートナー】

RTXシリーズの最終作(2023年)
[クリーブランド]RTX6(平均販売価格 1万1300円)
あらゆる悪条件下でもスピン性能を発揮するモデルで、重心位置を最適化する“ジップコア”が搭載されている。今年に入って、新モデルのRTZが出たことで相場が下がってきた。

お手頃になった定番ウェッジ(2020年)
[タイトリスト]ボーケイデザイン SM8(平均販売価格 9800円)
SM10が現行モデルのボーケイシリーズだが、SM8がお手頃な価格に。このモデルからグラインドのバリエーションが増えて、幅広いゴルファーのニーズに応えられるようになった。

精密に作られたハイテクモデル(2021年)
[テーラーメイド]ミルドグラインド3(平均販売価格 8100円)
クラシカルな見た目にテクノロジーが搭載されたノーメッキウェッジ。「ロウフェーステクノロジー」が濡れた環境でもスピン減少を抑えてくれて、正確なアプローチを実現する。
【ゴルフガレージ】

リッキー・ファウラーも愛用(2023年)
[コブラ]スネークバイト(相場目安 5980円~)
コブラ契約のPGAツアープロも愛用するモデルでトレーリングエッジに施されたへこみ「ノッチ構造」が抜けを良くする。最近コブラのキングウェッジが発売されたので、お買い得なモデルに。

肉厚バックフェースで高スピン(2022年)
[ブリヂストン]BRM2(相場目安 6980円~)
プロのニーズを取り入れて、高いスピン性能を誇る。特に、排水性を高めたミーリングが濡れたライでも高いスピン性能を維持する。新品価格がお手頃なので中古市場でもお買い得に。

テーラーメイドの人気モデル(2021年)
[テーラーメイド]ハイトウ(相場目安 4980円~)
トウ側の形状がより高く、重量がヘッド上部に配置されて、ヘッド下部のバックフェースを肉抜きし、安定したスピン量を導く。後継モデルが人気のため、割安な価格で購入可能。
【ゴルフドゥ】

やさしさ抜群のウェッジ(2010年)
[フォーティーン]Jスペック3(相場目安 3000円~)
ウェッジに定評があるフォーティーンのやさしいモデル。球が簡単に上がり、ソフトな打感の名器。15年前のモデルのため、相場が下がり、お手頃価格で購入可能。

今でも小祝さくらが愛用中(2017年)
[クリーブランド]RTX3(相場目安 3000円~)
2017年モデルだがこのモデルのブレードタイプを小祝さくらが今でも使い続けている。後継モデルの発売や年数経過の影響もあり、リーズナブルな価格で購入可能。

打感の良さが定評のモデル(2018年)
[クリーブランド]RTX4(相場目安 3880円~)
松山英樹が現在使う、ストレートなリーディングエッジでシャープな顔つきのモデル。性能の良さは間違いないが、発売からの年数経過に伴い、相場価格は安くなっている。
注目情報
中古のウェッジ選びは溝の減り具合に注意!!
中古ウェッジにおいては、スピン性能を左右する溝の減り具合が価格に大きく影響する。安いと思っても、溝の状態はなるべく店舗に行くなり、事前にしっかりチェックしよう。

【パター編】石川遼が使うオデッセイ「Ten」が安い安さを求めるなら「スパイダーゴースト」
オデッセイといえばソフトな白いインサートのイメージが強く、人気も高い。
「そういうモデルが多いので、逆に金属音がしてインサートがあまり軟らかくない、削り出しっぽいモデルの『ブラックシリーズ #2』はお買い得感があります」(ゴルフドゥ!・安島氏)
ほかには、「『スパイダーゴースト』はお買い得ですね。年代が古くても、性能的には現行のモデルと比べても遜色ないです」(安島氏)。
ゴルフガレージ・塙氏はオデッセイに掘り出し物があるという。
「石川選手が使う『TEN』や『ストロークラボ』は1万円台で手に入ります。また、テーラーメイドの『TPトラス』では2代目がおすすめです」
【ゴルフパートナー】

キャメロンの マレットタイプ(2017年)
[スコッティキャメロン]FUTURA 6M(平均販売価格 1万8700円)
ヘッドの後方に大きなウェイトが搭載されたスコッティキャメロンの大型マレットモデル。後継のファントムシリーズ発売に伴い割安に購入することができる。

ブームになったトラスパター(2021年)
[テーラーメイド]TPコレクションハイドロブラスト(平均販売価格 1万6600円)
ハイドロブラスト製法により、高級感のある光沢仕上げとなったモデル。前後のTPシリーズのインパクトが強く評価も高いため、割安に購入できお買い得なモデルだ。

L字好きにはお買い得(2020年)
[スコッティキャメロン]スペシャルセレクトデルマー(平均販売価格 3万3000円)
2020年発売のスペシャルセレクトシリーズのL字型モデル。キャメロン特有の打感や“精かんさ”がありながら、セレクトシリーズの更新により、お買い得なモデルとなっている。
【ゴルフガレージ】

石川遼も愛用中のパター(2021年)
[オデッセイ]Ten(相場価格 1万1980円~)
今年に入って石川遼もこのパター(プロトタイプ)を使用する。ヘッド上部の白ラインがアライメントを取りやすくし、マイクロヒンジインサートが安定した回転をもたらす。

新モデル登場でお手頃価格に(2021年)
[テーラーメイド]TPコレクションハイドロブラスト(相場価格 9980円~)
話題を集めたトラスパターの進化型モデルで、国内の女子プロたちから人気を集めていた。直進性に優れ構えやすいモデルだが、今年に入って価格が下がりお求めやすくなった。

マイクロヒンジインサート搭載(2020年)
[オデッセイ]ストロークラボダブルワイド(相場価格 9980円~)
ヘッドの幅が広く、マイクロヒンジインサートがボールに順回転を与え、安定したストロークを可能にする。カーボンとスチールの複合シャフトが大きな慣性モーメントをもたらす。
【ゴルフドゥ】

今も受け継がれている技術を搭載(2016年)
[テーラーメイド]スパイダーゴースト(相場価格 4380円~)
2011年モデルだが、現在のスパイダーシリーズでも採用されている「ピュアロール」インサートが搭載され、効率的な順回転を生み出すこのモデルが5000円以下で購入可能。

精密削り出しのブレード型(2011年)
[オデッセイ]ブラックシリーズ ♯2(相場価格 6880円~)
精密な軟鉄削り出しヘッドで、しっかりした打感のノンインサートモデル。フランジ部分の精密な削り出しでターゲットに対してセットアップがしやすく、構えやすい。

プロ多数愛用モデルがこの値段(2021年)
[オデッセイ]ホワイト・ホットOGロッシー(相場価格 1万4880円~)
先日メジャーを制した西郷真央や原英莉花、河本力など多くのトッププロ使用するこのモデルが、後継モデルの発売もあり1万円台で購入できるので、お買い得だ。
※ゴルフパートナーの掲載価格は5月の平均販売価格です。実際は傷のスペックやシャフトにより金額が異なります
※ゴルフガレージとゴルフドゥ!の相場目安は取材時のもので変動します
PHOTO/Norio Tsuburaoka
TEXT/Toshiaki Muraki
※週刊ゴルフダイジェスト7月8日号より一部抜粋