「ブライアン、CEO就任おめでとう。ツアーがどこへ向かうのかワクワクしている。そしてジェイ、試合のため、選手とファンのために彼がしてくれた全てに感謝する」とフェイスブックに書き込んだタイガー。
画像: タイガー・ウッズのフェイスブックより

タイガー・ウッズのフェイスブックより

もちろんブライアンというのは、ブライアン・ロラップPGAツアー新CEOのことで、ジェイというのはジェイ・モナハン現コミッショナー。モナハンコミッショナーは来年末に退任する予定だが、そこで注目すべきは次期コミッショナーが誰になるのかということ。

ちなみにPGAツアーの最高責任者はコミッショナーであり、CEOはPGAツアーの商業部門で子会社にあたるPGAツアーエンタープライズのCEOとなる。それぞれ役割は異なるが、CEOがコミッショナーも兼ねるのではないかという声もある。しかしながら月一ゴルファーともいわれるロラップ新CEOがコミッショナーも兼務するのはやはり難しい。ツアーの試合調整やルール関係、プレーヤーたちとのコミュニケーションを行うとなれば、PGAツアーに長らく貢献してきた人が適任。

そこで挙がっているのがタイガーだ。少なくともタイガーがやるといえば、反対できる人間はいないだろう。現在もPGAツアーの常任理事で、ツアーのことをもっともよく知る人物なのは疑いようがない。

ただ、米ゴルフダイジェスト誌によれば、タイガーはいまアキレス腱断裂から懸命に治療・リハビリを続け2026年の復帰に向けて動き始めている。そしてコミッショナーはとかく拘束時間が長いため候補に挙がっても本人は辞退するのではないかと報じている。

そこで次期コミッショナー候補と予想されているのがジェフ・オギルビー、ブラント・スネデカー、デービス・ラブⅢら。もちろん彼らもツアーに貢献してきた人物だが、タイガーに比べれば見劣り感が否めない。

世界中のゴルフファンが声を上げれば、タイガーが次期コミッショナーになってくれる?

※週刊ゴルフダイジェスト2025年7月22日号「バック9」より

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