1年前の2024年6月末でサラリーマン生活を卒業した木村公一さんは、在勤時代から"下道&車中泊"で2100を超える全国のゴルフ場完全制覇に挑戦中。自身を漢字から「はむいち」と自己紹介する。漫画『釣りバカ日誌』のハマちゃんこと浜崎伝助が「釣りバカ」なら、はむちゃんは「ゴルフばか」。そんな「はむちゃん」の痛快(!?)ゴルフ人生を綴った「ゴルフばか日誌」の第74話目! 7月に入り、日本列島は連日真っ赤っかの猛暑日が続いていますね。ただ、どこに行っても暑いのであれば、少しでも涼しい地方を攻略しようと、7月は長野、富山、新潟、さらに青森まで遠征する計画を立てました。とりあえずは22連チャンを目標に、今回は軽井沢浅間ゴルフコース、日向山高原ゴルフコース、立山カントリークラブ、呉羽カントリークラブの4コースを攻略したお話です。
画像: しらびそ峠

しらびそ峠

7月6日(日)、清洲城を11時に出発。いつも長野に向かうときに使う19号線のルートではなく、大鹿から諏訪に出る152号線を走ってみたい衝動にかられ、名古屋に出て、ジブリパークを左折し、豊田方面へ。県道215号→153号→飯田→国道418号で根羽→平谷→売木→新野→平岡→遠山村へ。20年前、仕事で地区担当をして走った道なので懐かしい。152号に出て、しらびそ高原にやっと16時到着。ところが、そこから大鹿までの道は通行止めばかり。事前の情報収集を怠ったせいで、結局、飯田へ出て153号を走り、17時50分ファミマJAいいじま店で夕食を摂り、駒ケ根→伊那を通り、20時に道の駅「マルメロの駅ながと」到着。隣の「長門温泉 やすらぎの湯」に入る。入浴料600円。温泉を1時間たっぷり堪能して22時就寝。

軽井沢は飛距離がプラス20ヤード!

7月7日(月)、5時起床。夜中は気温が20度まで下がり寒かった。敷地内のローソンで値引き久留米 大砲ラーメンなどの朝食を摂り、6時出発。国道18号を軽井沢方面に向けて走る。

画像: 軽井沢浅間ゴルフコースNo.6(119Y・P3)

軽井沢浅間ゴルフコースNo.6(119Y・P3)

7時10分、軽井沢浅間GC到着。プリンス系のゴルフ場なので対応がとても丁寧。

8時55分インスタートを、ポーターさんの計らいで8時27分スタートに。レギュラーティーから5706ヤードで距離は短いが狭い。加えて1打目の落としどころを間違えるとパーオンは無理という面白いコース。グリーンはうねりが大きくて、結局46・45の91。

10日ぶりのゴルフは、軽井沢なので標高が高い分、ティーショットも2打目もプラス20ヤード、下界より飛ぶのが嬉しい。

12時20分に終わり、温泉棟に行き、温泉に入る。ナトリウム水素塩・塩化泉は、見た目茶色で有馬温泉に似ている。体ツルツルで気持よい。帰りにポーターからプリンスホテルのタグをいただく。

13時半出発。14時20分、セブン-イレブン軽井沢借宿店で昼食。15時40分、上田の業務スーパーで明日の朝食用の食材を買う。

17時、道の駅「長野市大岡特産センター」に着く。冷えたビールがないので、冷えたコーラで夕食のチキン弁当とミニトマトを食べ、原稿を書く。マイナーな道の駅なので、クルマは私だけ。21時就寝。夜中の気温は23度。

信州のリゾートゴルフは夫婦2人プレーや1人プレーが多い

7月8日(火)、5時起床。着替えて、朝食を摂り、6時出発。

画像: 日向山高原ゴルフコースNo.1(400Y・P4)

日向山高原ゴルフコースNo.1(400Y・P4)

40分後、日向山高原GCに到着。1人予約の1人ラウンド。早朝スルーの2人組がスタート。私も同伴したいけど、受付は7時半で私のスタートは8時半。写真を撮ったりして時間を潰す。コースは標高896メートルで涼しく、昨日の軽井沢浅間GCより静か。スタート時間を8時13分に繰り上げてもらう。手引きカートでのラウンドだが、山岳コースのわりに、平坦。昼間の気温は35度に上昇。木陰を歩く。9ホールを2度回るが、前半と後半でティーイングエリアがまったく変わる。前も1人ラウンド。信州のリゾート地のゴルフは、別荘族の夫婦2人プレーや1人プレーが多い。前の人は昼の休憩を取ったが、私はスルー。15番ホールで前の4人組が抜かしてくれて、結局、前半43、後半47の90。手引きカートで1万9千歩は大満足。コースは広いが、フェアウェイに立つ木が邪魔してパーオンを遮る。バンカーは少ない。

12時終了。風呂はないが立派なシャワー室で超冷たい水を浴びて火照った体を冷やす。

終わって、楽天GORAゴルフ場制覇マップにインプットしようとしたらリストにゴルフ場名がない。ゴルフダイジェストの2025ダイアリーにはしっかり載っているので青マーカーで塗り潰して制覇登録。

13時出発。15分後、ローソン大町木崎湖店で昼食を摂り、13時40分出発。

国道148号線をひたすら富山方面に走る。途中から8号線に入る。右手は日本海の半地下道路で事故渋滞に遭い、まったく動かない。

17時、セブン-イレブン滑川中村店でささみ揚げ、豚メン焼きそば、氷、豆腐、納豆、千切りキャベツを買い、17時半、道の駅「ウェーブパークなめりかわ」到着。持参のビールをパーティアイスペールに入れて一気飲み。夕食を食べて原稿を書き、21時、寝ようとしたが、暑くて眠れず、22時に突然雨が降り出して蒸し暑さでよけい眠れず、参った。

オープンコンペは21人中21位で賞品なし

7月9日(水)、5時起床。広くて快適な個室トイレで着替えて、5時40分出発。日本海が目の前に広がる景色を眺めながら、6時、ローソン滑川IC東で朝食。40分後出発して、7時立山CC到着。

画像: 立山カントリークラブの練習グリーンからコースを望む

立山カントリークラブの練習グリーンからコースを望む

クラブハウスは古いが歴史を感じる。スタートは8時57分、称名(しょうみょう)コース。2週間前に電話でコンペ予約。たぶん、メンバー中心の「水曜会」コンペでアウェイ感丸出し(笑)。でも、同伴の和泉良太郎さんが各ホールの注意点を教えてくれ、後半の雄山コース、ハンデキャップ1の5番ホールで本日唯一のパー。あとはシャンクが連続したり、OB3発があるなどして51・55の106。

コンペもハンデが付かず、21人中21位のブービーメーカーで賞品ナシ。同伴の和泉さん44・40の84。能登さん42・47の89。

13時半に終わり、14時35分出発。15時40分、ローソン新湊津幡江店で昼夕兼用の食材を買い、16時、道の駅「カモンパーク新湊」到着。食事を摂り、原稿を書いて20時就寝。

えらいコンペに参加してしまいました(汗)

7月10日(木)、5時起床、6時出発。40分後、昨日のローソンで朝食を摂り、7時10分出発。

7時半、呉羽CC到着。

画像: 呉羽カントリークラブNo.6(144Y・P3)

呉羽カントリークラブNo.6(144Y・P3)

スタートは9時15分日本海コースアウトから。本日もコンペ参加。着いてからコンペ内容を聞いてびっくり。「サッポロビール杯」というので、どこでもあるダブルペリアのオープンコンペかと想像していたら、参加者はメンバーばかりでハンデキャップ戦の月例競技みたい。キャディ付き、ノータッチ、完全ホールアウトの本格的ルールで、OBの前進特設ティーなし。しかも白ティーで6432ヤード。こりゃ、えらいコンペに参加してもうたわ(笑)。

でも、本日は記念の1200カ所目。やるっきゃない。同伴者は当然メンバー、うち2人はハンデキャップ委員長とコンペティション副委員長。えらいことになりました(笑)。

画像: 呉羽CCキャディの小玉さんと。18番パーパットを言うとおりに打たなかった私がバカでした。すみません(汗)

呉羽CCキャディの小玉さんと。18番パーパットを言うとおりに打たなかった私がバカでした。すみません(汗)

北陸で1番古いゴルフ場。来週は北陸オープンの会場になっているため、ラフを伸ばしている。グリーンは9.5フィートとあったが、もっと速かった。アプローチはスピンをかける技術がないと全部グリーンオーバー。それでも前半は凌いで、凌いで49。が、後半はボギーとダボの繰り返しで、最終18番がパーなら100切り達成……だったが、ピン奥から2メートルのパーパット。キャディさんが「上からの芽が強いのでスライスします」と言ったのに、同じラインから打った松田さんが曲がらないのを見て真っすぐ打ったらスライスし、外れてボギーの51でトータル100。キャディさんの言葉を信じなかったはむいちがバカ。

同伴の松田さん51・44の95。杉本さん41・46の87。松原さん41・42の83。

スルーのため、6番ホールの茶店で食べた昆布おにぎりとたくあんは超美味くてお勧め。

12時50分に終わり、13時55分出発。コンペは、帰る時点で暫定9位(ハンデはホームコース・グリーンヒル瑞浪の13を使用)だったが、ネットで確認したら、26人中21位でした。

15時15分、ローソン砺波久泉店で昼夕兼用の食材を買い、15時40分、道の駅「砺波」到着。食事を摂って、原稿を書き、21時就寝。

●日本のゴルフ場:1200カ所目
●今回の総走行距離:713キロ
●今回の必要経費:軽井沢浅間GC1万7685円、日向山高原GC1万1500円、立山CC9300円、呉羽CC2万409円、ガソリン代1万2121円。飲食費9878円。合計8万893円

次回は、ゴルフ倶楽部ゴールドウイン、湯田上カントリークラブ、新発田城カントリー倶楽部、胎内高原ゴルフ倶楽部を攻略予定です。

はむちゃんの全国制覇への“きっかけ”はこちらから

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