
22年優勝の古江彩佳
前週がオープンウィークであることから、多くの選手が欧州で夏休みを過ごし、リフレッシュしてスコットランドに集結。例年、非常に厚いフィールドとなります。
そんなスコットランド女子オープンですが、実は大会ベストスコア記録を持っているのは日本人選手。しかも、その選手は今大会も出場します。みなさんは誰のことかわかりますか?
正解は、古江彩佳選手。2022年大会の最終日に大逆転優勝を果たしているのですが、その時に記録した「62」がトーナメントレコードとなっているのです。6番から11番までの6連続バーディ(!)を含む10バーディ、ノーボギーという完璧なラウンドでした。
その日のフェアウェイキープ率は92.8%。パーオン率は94.4%。リンクスコースでこの数字はちょっとすごすぎますよね。
ISPS Handaスコットランド女子オープンは1986年にレディスヨーロピアンツアーの試合としてはじまった伝統ある大会。2017年から米女子ツアーとの共同主管トーナメントになり、さまざまな会場で開催されてきましたが、実は古江彩佳選手が勝った2022年大会以降、4年連続でダンドナルドリンクスに開催コースが固定されています。
古江選手は2022年の優勝後、23年は47位タイと下位に沈みましたが、24年は3位タイ。相性の良いコースで、今年も上位争いが期待されます。
ルーキー勢では、竹田麗央、山下美夢有、岩井ツインズ、馬場咲希選手らが出場。米女子ツアーで大活躍のルーキーズの、スコットランドでの活躍にも注目です!
もう一人注目したいのが畑岡奈紗選手。22年7位タイ、23年24位タイ、24年15位タイとこのコースで安定した戦いを見せています。待ち望まれる今季初優勝に期待したいですね。
最後にもう一人、渋野日向子選手も23年大会で16位タイに入っています。渋野選手といえば19年のAIGオープンチャンピオン。前哨戦である本大会で、持ち前の意外性を発揮してもらいたいところです。
◆日本勢の第1Rスタート時間(※日本時間)
岩井明愛 15:41
∟同組/レオナ・マグワイア(アイルランド)、アン・バンダム(オランダ)
竹田麗央 16:14
∟同組/ミンジー・リー(オーストラリア)、ミーガン・カン(アメリカ)
勝みなみ 16:36
∟同組/ジェニー・シン(韓国)、モリヤ・ジュタヌガーン(タイ)
馬場咲希 16:47
∟同組/チョン・インジ(韓国)、クリスティナ・ナポレオバ(チェコ)
岩井千怜 21:04
∟同組/シャノン・タン(シンガポール)、サラ・シュメルゼル(アメリカ)
吉田優利 21:04
∟同組/マノン・デローイ(ベルギー)、ロージー・デービース(イングランド)
古江彩佳 21:15
∟同組/ローレン・コフリン(アメリカ)、エスター・ヘンセレイト(ドイツ)
山下美夢有 22:10
∟同組/オーストン・キム(アメリカ)、ローナ・マックライモンツ(スコットランド)
渋野日向子 22:21
∟同組/エイミー・ヤン(韓国)、ドゥイ・ウェーバー(オランダ)