アムンディ・エビアン選手権とAIG女子オープン。ふたつのメジャーに挟まれた重要な試合、それがISPS HANDAスコットランド女子オープン(7月24~27日、ダンドナルドリンクス)。この試合の注目選手を
画像: 22年優勝の古江彩佳

22年優勝の古江彩佳

前週がオープンウィークであることから、多くの選手が欧州で夏休みを過ごし、リフレッシュしてスコットランドに集結。例年、非常に厚いフィールドとなります。

そんなスコットランド女子オープンですが、実は大会ベストスコア記録を持っているのは日本人選手。しかも、その選手は今大会も出場します。みなさんは誰のことかわかりますか?

正解は、古江彩佳選手。2022年大会の最終日に大逆転優勝を果たしているのですが、その時に記録した「62」がトーナメントレコードとなっているのです。6番から11番までの6連続バーディ(!)を含む10バーディ、ノーボギーという完璧なラウンドでした。

その日のフェアウェイキープ率は92.8%。パーオン率は94.4%。リンクスコースでこの数字はちょっとすごすぎますよね。

ISPS Handaスコットランド女子オープンは1986年にレディスヨーロピアンツアーの試合としてはじまった伝統ある大会。2017年から米女子ツアーとの共同主管トーナメントになり、さまざまな会場で開催されてきましたが、実は古江彩佳選手が勝った2022年大会以降、4年連続でダンドナルドリンクスに開催コースが固定されています。

古江選手は2022年の優勝後、23年は47位タイと下位に沈みましたが、24年は3位タイ。相性の良いコースで、今年も上位争いが期待されます。

ルーキー勢では、竹田麗央、山下美夢有、岩井ツインズ、馬場咲希選手らが出場。米女子ツアーで大活躍のルーキーズの、スコットランドでの活躍にも注目です!

もう一人注目したいのが畑岡奈紗選手。22年7位タイ、23年24位タイ、24年15位タイとこのコースで安定した戦いを見せています。待ち望まれる今季初優勝に期待したいですね。

最後にもう一人、渋野日向子選手も23年大会で16位タイに入っています。渋野選手といえば19年のAIGオープンチャンピオン。前哨戦である本大会で、持ち前の意外性を発揮してもらいたいところです。

◆日本勢の第1Rスタート時間(※日本時間)

岩井明愛 15:41 
 ∟同組/レオナ・マグワイア(アイルランド)、アン・バンダム(オランダ)
竹田麗央 16:14
 ∟同組/ミンジー・リー(オーストラリア)、ミーガン・カン(アメリカ)
勝みなみ 16:36
 ∟同組/ジェニー・シン(韓国)、モリヤ・ジュタヌガーン(タイ)
馬場咲希 16:47
 ∟同組/チョン・インジ(韓国)、クリスティナ・ナポレオバ(チェコ)
岩井千怜 21:04
 ∟同組/シャノン・タン(シンガポール)、サラ・シュメルゼル(アメリカ)
吉田優利 21:04
 ∟同組/マノン・デローイ(ベルギー)、ロージー・デービース(イングランド)
古江彩佳 21:15
 ∟同組/ローレン・コフリン(アメリカ)、エスター・ヘンセレイト(ドイツ)
山下美夢有 22:10
 ∟同組/オーストン・キム(アメリカ)、ローナ・マックライモンツ(スコットランド)
渋野日向子 22:21
 ∟同組/エイミー・ヤン(韓国)、ドゥイ・ウェーバー(オランダ)

エビアン優勝の古江彩佳

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