45歳になったマスターズチャンピオン、セルヒオ・ガルシアがライダーカップに出場できるのかが話題になっている。
画像: PGAツアー11勝、LIVゴルフで2勝を挙げて今季はLIVの賞金ランク4位と好調をキープしているガルシア

PGAツアー11勝、LIVゴルフで2勝を挙げて今季はLIVの賞金ランク4位と好調をキープしているガルシア

過去10回の出場を誇り、歴代最多の28.5ポイントを獲得している彼はライダーカップ欧州チームの象徴的存在だ。現在はLIVゴルフに在籍しているため欧州チームでのポイントランクは174位。普通に考えれば論外だが本人は諦めていないようだ。

ルーク・ドナルドが選ぶキャプテン推薦6枠の1つを狙っているとアメリカのメディアサイト、GOLF.com は報じている。実は彼は、全英オープンの2週間前にドナルドと食事をしている。今年LIVゴルフ香港では個人優勝、マスターズ前週のマイアミでは3位に入るなど好調をキープしている。「好調なプレーをし続けてほしい」とドナルドに励まされたガルシア。

ポイントランクに関係なくキャプテンピックを行う可能性を感じたガルシアは「準備は万全。必要なときはいつでもここにいる」と応じた。かつてはペアを組み、快進撃を演じた2人ならではのあうんの呼吸だ。「出たい。候補の一人なのはうれしいし、期待に応えるために自分のゴルフを磨いてもっと良いプレーを続けたい」と語っている。

LIVのランク上位の資格で出場した全英オープンでは予選をぎりぎりでクリアして34位タイに入ったが、ガルシアらしい強烈なアクシデントも。最終日の2番ホール、ティーショットに納得がいかず怒りに任せてドライバーを地面に叩きつけるとシャフトが半分に折れてキャディバッグ方向へと宙を舞った。

「強く叩きつけたわけでもないのに真っ二つになって正直驚いたよ。普通はネックから折れるのにシャフトが真ん中から折れたんだ。同じようなことを50回はしてきたけれどこんなのは初めてだよ」

残りの16ホールをドライバーなしでプレーをし、3アンダー68をマークしたのはさすが。良くも悪くも個性が際立つ彼が再びライダーカップの舞台に立つのを見てみたい。

※週刊ゴルフダイジェスト2025年8月12日号「バック9」より

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