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大西翔太コーチがアマチュアゴルファーの「あるある」を解決するとっておきの方法を教えます!
今回のテーマは「林の中で左打ちしかできない(通常が右打ちの場合)!」場面。これは完全に大ピンチ。林の中という状況だけでもピンチなのに、右で打てないなんて……。大西コーチも「難易度は星5つです(MAXレベル)!」という絶体絶命の場面でも、ピンチをチャンスに変える方法を今回はレクチャーしてくれた。
クラブをひっくり返してバックフェースで打とう!

フェース面で打たなければならない! って思っていませんか?
「このような場面に来たとき、多くの人はフェースを立てて(トウが地面につくような形)打とうしますが、これはあまりにもリスクが高すぎます」という。その理由は「ボールを当てられる面が半分になってしまう」から。この場面で最もしたくないミスは空振り。ボールに当たらなければ状況を変えるどころか、大ピンチが続いてしまう……。確かにフェースを立てて打とうとしたらクラブを立てるしか方法がないため、必然的にとらえられる面積が小さくなってしまう。空振りのリスクも高そうだ……。ではどうしたらいいのか?
「バックフェースで打ちましょう。バックフェースなら先ほどよりも面積が広くなるので、単純に当たる確率が高くなります。まずはこのことを頭に入れておいてください」(大西・以下同)
打ち方はとにかく“コンパクト”に!

空振りがいちばんのNG行為。当てるためにはコンパクトが大事!
「左打ちで打ち方をあれこれとレクチャーしても練習もできないのであまり意味がないですよね。ですから、ポイントを2つだけ。まずひとつ目は“コンパクト”に振ること。決して大きく振りかぶらずに『小さく小さく』と意識してください。小さい振り幅のほうが軌道が安定しやすいのでボールに当たる確率が高くなります。そしてもうひとつ。コンパクトに振るために、手首はできるだけ固定しておきましょう。手首が自由に動くと、手の運動量の割にヘッドは大きく動いてしまいますので、軌道のブレも大きくなりやすいです。手首を固定しておけば上げた分しかヘッドが動かなくなるので、安定感が増してきます。このふたつを意識して、あとは祈りながら振りましょう」
こういった場面では、あまり多くを求めないことが大切だ。ボールにヒットさせて状況を変えることさえできれば上出来という心持ちでショットに臨めればいい結果がついてくる!