新しいオフィシャルマスターズホスピタリティプログラム2026の内容が明らかになった。
画像: お金を出してでもこの感動を味わいたい!?(撮影/岩本芳弘)

お金を出してでもこの感動を味わいたい!?(撮影/岩本芳弘)

マスターズウィークには、ローカルなオーガスタ空港がプライベートジェットでいっぱいになるほど富裕層でごった返す。その一方で、マスターズの観戦チケットは来年、木曜から日曜のワンデーパスは値上がりしたとはいえ160ドル(抽選で当たればの話だが)で、昼食のサンドイッチは1.5ドルから3ドルと比較的リーズナブルだ。

ただ、来年のマスターズを"優雅に"観戦しようと思ったら、一般のパトロンには高嶺の花かもしれない。昨年、マスターズではワシントンロードを挟んだ場所にマップ&フラッグという食事やワインも楽しめるラウンジをオープンさせていたが、この利用料金が1週間で1万7000ドル(約246万円)と伝えられている。

これにも驚かされたが、米スポーツビジネスジャーナルが先頃発表したホスピタリティプログラムがゴルフ関係者を驚愕させている。

今回のプログラムは金を惜しまなければ至れり尽くせり。マスターズウィークに近隣の住宅に泊まることができ、その住宅でのシェフによるディナー(1人1回450ドル)、オーガスタナショナルへの送り迎え(約1万5000ドル)、隣接のオーガスタCCでのラウンド(4名4000ドル)や場合によってはレッドベターのレッスンまで。ちなみに8名が3回試合会場に行くことができるフルスケールのプライベートホームプログラムは、なんと21万9600ドル(約3200万円)、1人400万円ということになる。

近場の一軒家で、送り迎え付きということだから、マップ&フラッグは必要がないのかもしれないが、このサービスを付ければ650万円。ここまでやるとしたら、オーガスタまでの飛行機もファーストクラスということになるだろうから、日本からの場合はざっくり見積もっても1人1000万円近くはかかりそうだ。

※週刊ゴルフダイジェスト2025年9月2日号「バック9」より

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