B・デシャンボーのファンサービスはライダーカップでも変わらない。人気の秘密だ（PHOTO/PGA of America）
YouTubeチャンネルの登録者数244万人を誇るゴルフ界きってのインフルエンサー、ブライソン・デシャンボーは大会初日午前中と午後、2マッチに出場し連敗を喫した。
データ的にはストローク・ゲインド・トータルで出場24選手中3位だったにも関わらずの連敗。ジャスティン・トーマスとのフォーサムマッチで映えあるトップバッターに指名され今大会初バーディをマークしたのが唯一の見せ場だった。
午前中はジョン・ラーム＆ティレル・ハットンのLIVコンビに4&3で敗れ、ベン・グリフィンと組んだ午後のフォーボールでもトミー・フリートウッド＆ジャスティン・ローズのイングランドペアに敗れたると「ツキはヨーロッパにある」と肩を落とした。
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x.com初日の采配に関してもブラッドリーの手腕を疑問視する声が上がったが、問題はアメリカが2.5対5.5の劣勢からスタートする土曜日のペアリング。
ニューヨークの観客に声援をお願いする米国チームキャプテン、キーガン・ブラッドリー（PHOTO/PGA of America）
ドナルドキャプテンはフォーサムで初日3勝（1敗）を挙げたペアをメンバーを入れ替えず再び投入。「プロファイリングをして選手たちの全体的な特徴を掴み、選手同士の相性を見極めます。特にフォーサムではそれが重要です」
ドナルドによると副キャプテンのエドアルド・モリナリが「統計学に長け非常に鋭い洞察力を持っている」とモリナリ兄弟の兄（弟のフランチェスコは全英OPチャンピオン）の力を借りペアリングやオーダー（順番）を決めているのだとか。
いっぽうブラッドリーは132通りある選手の組み合わでゴルフデータでもっとも悪い評価だった（132位）コリン・モリカワ＆ハリス・イングリッシュ組を明日のフォーサムにも投入する。
モリカワ＆イングリッシュ組は初日のフォーサムでマキロイ＆フリートウッドペアに14番までに5ダウンを喫し敗れている。
もちろん初日敗れたからといって2日目も同じ結果になるわけではない。だが相手はマキロイ＆フリートウッドの強力なペア。
土曜のフォーサム2組目もこの4人に決まった。コリン・モリカワ＆ハリス・イングリッシュペアのリベンジなるか!?（PHOTO/PGA of America）
5.5対2.5ポイントは劣勢だが残り2日で覆せない差ではない。しかし危険な状況であることは確かで土曜日は1つのマッチも落としたくないはず。
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x.comそれなのにデータ的に最悪のペアを再び起用するのか？ 米メディアからは「冗談でしょ？」という声も聞こえてくる。
「ボーイズ（選手）たちはよくやってくれているし、私は彼らを信じている。パットが入り始めてくれれば挽回できるはず」（ブラッドリー）
世界No.1のスコッティ・シェフラーのこのようなガッツポーズが何回見られるか、期待したい（PHOTO/PGA of America）
初日連敗した老け顔のNo.１ボーイ、シェフラーが彼らしいプレーを取り戻してくれれば展開は変わるのだろう。
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