PGA・オブ・アメリカ(全米プロゴルフ協会)に所属するプロゴルファー15名が11月2日に開催される世界最大級のマラソン大会「TCSニューヨークシティマラソン』に挑戦する。
画像: 毎年11月の第一日曜日に行われるマラソン大会。毎年5万人規模のランナーが参加する

毎年11月の第一日曜日に行われるマラソン大会。毎年5万人規模のランナーが参加する

15名はPGA・オブ・アメリカがチャリティ目的で設立したリーチ財団の代表として参加。財団は9年連続でニューヨークシティマラソンの公式チャリティパートナーに名を連ね、プロゴルファーが42.195キロを走りながらチャリティを呼びかける。

これまでに49万2000ドル(約7400万円)の募金を集めてきた。チャリティランナーの役割を担う15名は今年、130万ドル(約2億円)の寄付を目標にしている。ニューヨークシティマラソンは非営利団体ニューヨーク・ロードランナーズ(以下NYRR)が毎年開催している成人&青少年向けレースの1つ。

リーチ財団はゴルフを通じて若者や退役軍人、恵まれないコミュニティを支援しているが、今回はPGAジュニアリーグの奨学金やPGAが関わっているさまざまな支援プログラムの認知度を上げて寄付金を募ることが目的だ。ランニングを通して健康的な生活と、より強いコミュニティを築くことを使命とするNYRRは、06年の発足以来、多くのアスリートに大会への参加を呼びかけて千を超える慈善団体に6億ドルを寄付してきた。

チャリティランナーが人々に感動を与えることは我々日本人もよく知っている。NYRRのCCOクリスティン・バーク氏は「PGA・オブ・アメリカのリーチ財団と我々の理念は完全に一致しています。リーチ財団が地域社会にもたらす素晴らしい影響力を支援できることを誇りに思います」。

今回マラソンに挑戦するメンバーの中にはPGAのフィラデルフィア支部で年間最優秀プロに選ばれたスコット・チザムや、メジャーを開催するコングレッショナルCCのゴルフディレクター、ジェイソン・エプスタインらが含まれている。晩秋のニューヨーク、クラブを持たずにプロが駆け抜ける。

※週刊ゴルフダイジェスト11月11日号「バック9」より

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