
LIVゴルフのジョン・は世界ランキング74位
これまで3日間で54ホールをプレーするのがLIVゴルフのフォーマットだったが、26年シーズンからは4日間72ホールプレーに変わるのは先週号で報じた通り。これは、日曜日まで試合をすることで視聴者数を上げることもあるが、メインの目的は再申請したオフィシャルワールドゴルフランキング(OWGR)のポイントを獲得するための策だとの見方が強い。
OWGRポイントを獲得できれば、それによりLIVの選手がよりメジャー大会に出場できるようになるというわけだ。今シーズンLIVで2勝し、個人部門のトップとなったジョン・ラームは、普段54ホールのプレーをしているとメジャーなどの4日間72ホールで活躍するのが難しい、そのためにも72ホールに変える必要がある、と言っている。
ラームのOWGRは11月13日時点で74位だ。LIVでワールドランキングが最も高いのはティレル・ハットンの21位でメジャー大会とDPワールドツアーでポイントを稼いだ。次がブライソン・デシャンボーの24位。そのほか主なLIV出場選手ではパトリック・リードが44位、トム・マッキビンが84位、ホアキン・ニーマンが126位、カルロス・オルティスが157位、デビッド・プージが166位、ブルックス・ケプカが233位、キャメロン・スミスが321位、セルヒオ・ガルシアが464位、シャール・シュワーツェルが477位。
一度メジャーに勝てば、基本5年間はメジャーの出場権が得られるが、それが切れるとアジアンツアーやDPワールドツアーなどに出場してポイントを稼ぐしかない。ちなみにLIVの"L"がローマ数字の50、Ⅳは4を表し、LIVは54という意味となる。LIVの名称も変わる?
※週刊ゴルフダイジェスト2025年12月2日号「バック9」より
