スウィングアークの大きさはドライバーの飛距離に直結する
ドライバーが飛ぶゴルファーと飛ばないゴルファーでは、スウィングアークの大きさに違いがあります。スウィングアークとはスウィングした時にクラブが動く円の大きさ・形のことです。

スウィングアークの大きさは飛距離を伸ばすための重要項目だ
アークを大きく描くほどクラブヘッドの移動距離が長くなるので、ヘッドスピードが上がり飛距離がアップするのですが、アマチュアの方はスウィングアークが小さい傾向にあります。
今回は、ドライバーの飛距離アップに効果的なスウィングアークについて、ゴルフイラストレッスンで解説していきましょう!
アッパーブローで打ちたいドライバーこそスウィングアークの大きさが重要
地面にあるボールを打つアイアンショットは、ダウンブローでスウィングしていきますが、ドライバーショットでダウンブローになってしまうとボールを上手く打つことができなくなってしまいます。

アッパーブローで打つドライバーの場合、ヘッドか低いところを通ってインパクトを迎える必要がある
ティーアップされているドライバーは、低いところをヘッドが通りインパクトを迎えて高く振り抜くことで、ボールは高く遠くに飛んでいきます。
押さえておきたいポイントは、インパクト前でヘッドが低いところを通ってインパクトを迎えることです。
バックスウィングが小さくなってしまうと円弧が小さくなってしまうので、インパクトに向かって窮屈なスウィングになってしまいます。
こういったことから、低く長いインパクトを迎えるためには、スウィングアークを大きくして遠くからクラブが下りてくる必要があります。その結果、低く長いインパクトエリアを手に入れることができるのです。

スウィングアークが大きくなれば、遠くからクラブが下りてくるぶん低いところを通りやすい
ドライバーの場合は、飛行機が離陸するような緩やかな軌道でクラブヘッドが動く、そんなイメージを持つと良いでしょう。そんな離陸寸前の滑走路が長いか短いかはとても大切なのです。
大きなスウィングアークを作るコツは?
バックスウィングでアークが小さくなっている方は、そんなつもりがなくても体の回転が止まっている傾向にあります。
心あたりのある方は、イラストAのように、左手一本でクラブを持ちバックスウィングしてください。
この時、左の肩があごの下にくるようなイメージで体をひねります。肩がおよそ90度回ったところで、右手を添えてグリップしたら理想のバックスウィングの完成です。

イラストA:体を回し左腕を伸ばすことが大きなスウィングアークを作るコツ。練習として、左手一本でクラブを持ち、左肩があごの下にくるようなイメージで、肩を90度回してみよう
求められる動きは、体をしっかり回転させ、左腕が伸びること。それが大きなアークにつながります。大きなバックスウィングができたら、ダウンスウィング以降頭の位置が左に突っ込まないようにして切り返し、インパクトを迎えましょう。
飛距離アップのためには、大きなスウィングアークが必要です。ドリルを体験し、思った以上にバックスウィングでクラブが遠く感じた方はまだまだ伸びしろがある証拠です。ぜひ参考にしてみてください!


