
セキ・ユウティン 1998 年3月5日福井県生まれ。7歳からゴルフを始める。2016年に18歳で中国女子ツアーで初優勝し、賞金女王に輝く。翌年国内女子ツアーにフル参戦。2022年には「ゴルフ5レディス」でツアー初優勝。昨年はメルセデス・ランキング68位、QTランクは44位。171㎝・63㎏
インスタグラムのフォロワー数は9万人を超え、整った顔立ちと抜群のスタイルから多くのゴルフファンを魅了するセキ・ユウティン。昨年はメルセデス・ランキング68位とシード権を逃し、振るわないシーズンとなったが、その胸中はどのようなものなのか。話を聞いた――。
GD 昨季を振り返って、どんなシーズンでしたか?
セキ・ユウティン(以下セキ) 最終的にはシード権を逃してしまいましたが、自分のなかでは自信がついたシーズンでした。特に前半戦はメルセデス・ランキングで32位まで行きました。ただ後半は体調管理に失敗してしまって。
GD 体調が悪いなか、後半戦を戦っていたんですか?
セキ はい。夏に中国の雲南省(キノコの有名な産地)で合宿をしたんですが、そこでキノコを食べてアレルギーになってしまって。9月の「ゴルフ5レディス」から4週連続予選落ちと急に調子を落としました。9月から10月というのは、シード権争いを意識し始める時期でもあり、プレッシャーがかかる時期ですが、それに加え、体調不良も重なって自分のなかの“良いリズム”が崩れてしまったんです。もともと体があまり強いほうではないですし、練習もなかなかできませんでした。
GD そんななかでも、自信がついたというのはどういったところですか?
セキ シーズンの初めごろに自分が得意なところを伸ばそうとアイアンショットの精度を上げることをメインに取り組みました。

2026年は2勝目を目指したい
GD 8番アイアンが得意とのことですが、ショットメーカーのイメージがあります。
セキ そうですね。アイアンは好きで、調子がいいときは(アイアン)ショットでいいところにつけて、バーディを狙います。実際に前半戦ではその攻め方がハマったんです。
GD 昨季のスタッツを見てみると確かに、平均バーディ数は23位。そのほかパーオン率とフェアウェイキープ率では37位と、データで見ればもっとメルセデス・ランキングの順位は高くてもよかったのかなとも思いますよね?
セキ ちょうどシーズンの中盤くらいにスタッツを見ると、平均バーディ数は優勝者と同じくらいだったので、リカバリー率さえよかったらもっと優勝争いもできたのかなとは思います。ただ、自分の得意な部分を伸ばして、結果につながったという点で技術面において自信になりました。
PHOTO/Osamu Hoshikawa、Hiroyuki Okazawa、Tadashi Anezaki


