
最有力候補のターンベリーはパー71、7488ヤード。厳しい風とバンカー
28年は135年ぶりの8月開催となる。理由はロス五輪で、7月19日から29日にかけて五輪のゴルフ競技が行われるため、日程の重複を避けて8月開催にしたと主催のR&Aが発表した。ただ、それに伴っての懸念が日照時間だ。
イギリスでは7月をピークに日照時間は短くなるが、2週間ずれ込むと日照時間がより短くなる。ちなみに、ロンドンの場合7月中旬の日の出は5時、日の入りは21時。8月初旬は5時32分と20時40分となり、50分ほど日照時間が短くなる。
そこでアメリカのBBCスポーツは、日照時間を考慮するとスコットランドのミュアフィールド、カーヌスティGL、あるいはイングランド最北のロイヤルリザム&セントアンズGCが有力ではないかと報じている。そして最有力候補がターンベリーだ。
25年はロイヤルポートラッシュGC、26年はロイヤルバークデールGC、27年はセントアンドリュース・オールドCで、ローテーションのバランスと日照時間を考えるとスコットランド南西部のターンベリーがもっともふさわしいと報じている。
問題はトランプターンベリーリゾートという通りトランプ大統領の所有コースだということ。上記のような2016年の度重なる人種差別発言をR&Aも問題視。その影響で開催ローテーションから外され2009年以降は行われなくなった。
しかし25年の全英オープンに向けたランチョンミーティングで、R&Aの会長マーク・ダーボン氏はターンベリーでの開催について「ぜひ戻りたい」と意欲を示し前向きな姿勢を取っている。ターンベリーで開催すれば「自身のコースでメジャー開催」というトランプ大統領の悲願が達成される。
オリンピックも成功すればまさに願ったり叶ったり。2029年の任期満了まで勢いが加速しそうだ。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年1月20日号「バック9」より
