※基準ヘッドは7番です。
アンチストロングロフト派の救世主
ここからは実測データをもとに凄腕シングルでもある松尾氏にクラブ分析と試打レポートをしてもらいます。試打及び計測ヘッドが7番、シャフトは「MMCAMT BLUE65」(フレックスR)です。掲載数値はすべて実測値となります。
米国モデルらしく強いストレートネックになっている
クラブ長さが36.88インチと標準的ですが、クラブ重量が372.6グラムと軽く、スウィングウェイトがC7.8と小さくなっています。クラブの振りやすさの目安となる、クラブ慣性モーメントが258万g・㎠に抑えられ、計測数値のみで推察するとドライバーのヘッドスピードが、36〜37m/sくらいのゴルファーにとって、タイミング良く振りやすくなっています。
ヘッドはオーソドックスなプロモデル形状で「T250」と似ており、フェースプログレッションが大きなストレートネックが特徴的です。そして米国モデルらしく、上から見た時に“やや丸みのあるリーディングエッジ”+“ストレート系のトップライン”の組み合わせから、フェース全体に逃げ感が出ています。また中空構造ですが外観はマッスルバックのようなイメージも出ています。

ベースが「T250」というわけあって非常に似ている
実際に試打したところ、プロモデルらしくやや小ぶりなヘッドで、ストレートネックと逃げ感のあるフェースから、ラインに対してスクエアに構えやすいです。また試打シャフトは適度な軟らかさで、ヘッドスピードが遅めのゴルファーでもスウィングしやすい感じです。

米国モデルらしく強いストレートネックでキリッとした顔つきになっている
名前に冠されている「ロンチスペック」らしく、7番のロフト角が「T250」よりも4.5度大きい、35.0度に設定、クラブ重量が「T250」よりも32.3グラム軽く設定されています。この組み合わせによって、明らかに振りやすくボールが上がりやすいのが最大の特徴です。
近年の流行であるアイアンのストロングロフト化によって、フェアウェイからボールが上がりにくいと感じるゴルファーにとっては、とても良い選択肢となるアイアンだと思います。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年2月3日号「ヘッドデータは嘘つかない!」より






