
スポンサー契約を終了する「ファーマーズインシュランスオープン」
全米オープンの開催コースとして知られるサンディエゴのトーリーパインズGCが舞台の大会は、16年間タイトルスポンサーを務めてきたファーマーズインシュランスとの契約が今年で切れる。
1952年、サンディエゴオープンの名称でスタートした大会はタイガー・ウッズが全盛期に、7度の優勝を飾った人気トーナメント。ところがここ数年は、シグネチャーイベントのはざまでビッグネームの欠場が相次ぎ視聴率が低迷。ローリー・マキロイはこの時期はDPワールドツアーに参戦するため欠場、スコッティ・シェフラーも23年以降出場していない。保険会社であるファーマーズも全米で相次ぐ異常気象による災害で収益が落ち込みリストラを断行。一昨年リッキー・ファウラーとの契約も解除。業績悪化と大会の人気低下が契約更新を断念した理由と米メディアは報じている。
大会2勝のジェイソン・デイは「ここにはたくさんの思い出がある。タイガーが優勝したとき、自分が勝ったときの気持ちを思い出すから続けてほしい」と語る。11年から出場し続けているキーガン・ブラッドリーもこう語る。
「ルーキーのとき、練習グリーンにいたら大きな歓声が起きた。見上げるとタイガーが大勢のギャラリーに囲まれていた。自分はPGAツアーにいるんだ、と実感した瞬間だった」
26年に契約が終了する冠スポンサーは他にもある。ソニー、チャールズ・シュワブ、ウィンダムも契約更新の発表はない。同様に噂のあったジェネシス招待は、スコットランドオープンのスポンサー契約を30年まで延長したこともあり今後も継続の見込み。しかし27年にツアー改革が行われ日程が大幅に見直されれば今後の行方は誰にもわからない。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年2月10日号「バック9」より
