
弘法も筆の誤り。シェフラーが「73」でトップと10打差。大事件だ(写真は25年WMフェニックスの練習日、撮影/岩本芳弘)
26年シーズン、自身の初戦となる「ジ・アメリカン・エキスプレス」で大会レコードを塗り替え圧勝を飾り世界ランク1位の実力を見せつけたシェフラー。ところが1週開け、満を持して挑んだ得意の大会でまさかの出遅れ。
10番スタートのこの日バーディ発進を切ったが、続く11番ホールは、本人が大会前「間違いなくこのコースで一番ティーショットが難しい」といっていた難関パー4。ここで池に捕まった。
「ティーボックスから見ると広く見えるけれど実際のフェアウェイはすごく狭い。フェアウェイの左中間を狙えば打球はほぼ池に落ちてしまう」
弘法も筆の誤り。わかっていても不動のNo.1、シェフラーですらミスをする。そこでボギーを叩くとショットは乱れ、得意のアプローチもラフからボールが寄らず、パットもカップに嫌われる。
結局5バーディ、5ボギー、1ダブルボギーで2オーバーの「73」。トップに10打差とあり得ない展開となった。
【動画】まさに事件! シェフラーの“らしからぬ”プレー集【PGAツアー公式X】
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x.comストロークゲインドの観点から見るとこの日のラウンドは23年のツアー選手権以来のワーストラウンド。ある意味衝撃的できごとだ。
昨年のシーズンワーストは25位タイ。まさかこのまま予選落ちを喫するとは思えないが17試合連続トップ10フィニッシュを記録している王者が嘘のような豹変ぶり。
普段ポーカーフェースで一喜一憂しない彼がフラストレーションを露わにし、ラウンド後メディアの取材に応じず練習場に直行した。
残り3日、シェフラーがどこまで挽回するか見ものだ。
