LIVを脱退しPGAツアー復帰を宣言したパトリック・リード。彼の計画は順調のようだ。
画像: 27年PGAツアー復帰を目指すパトリック・リード(25年撮影)

27年PGAツアー復帰を目指すパトリック・リード(25年撮影)

リードはDPワールドツアーの今季7戦目、ヒーロードバイデザートクラシックで優勝。続くバーレーン選手権では2試合連続優勝こそ逃したもののプレーオフに進出して2位タイをキープ。さらに、その翌週のカタールマスターズで今季2勝目を挙げた。中東3連戦で優勝、2位、優勝と驚異的な好調ぶりを見せつけ、世界ランクは17位にまで躍進した。

LIV脱退宣言からわずか10日あまり。DPワールドツアーのポイントランクトップ10入りをして、27年にPGAツアー復帰を目指す彼の現在のランクは堂々の1位。時期尚早ではあるが視界は良好だ。

「追いかけるよりトップに立つほうがずっといい。いい感じのスタートが切れた」と語るリードにとって、これ以上ない滑り出しと言えるだろう。

そんなリードと、ツアー2勝でスコットランド出身のカラム・ヒルをプレーオフで下して優勝を飾ったのはプロ5年目、ドイツ出身のフレディ・ショットだった。リードが1ホール目でバンカーにつかまりボギーを叩いて早々に脱落。2ホール目でヒルが2度池につかまりアプローチでグリーンに乗せたが、ショットのボールをコンシード(OK)。ウィニングパットを打たずに世界ランク436位だった伏兵が勝利を収めた。夕暮れが迫る18番ホールでキャディと抱き合い喜びを分かち合うショット、笑いが止まらなくなった。

「全く想像していなかった。ただただ信じられない。驚いていま何が起こっているのか正直わからない。ただただうれしい」と感無量のショット。出場91試合目で勝利をつかみ、世界ランクは自己ベストの195位に浮上。「普通にすんなり勝つのではなかったからなおさら特別に思える」と喜んだ。

01年にドイツのデュッセルドルフで生まれたショットは、13歳でスクラッチプレーヤーになり20歳の若さでプロ転向。サンシャインツアー(南アフリカのプロツアー)やチャレンジツアー(DPワールド下部)で経験を積みDPワールドツアー昇格を果たした。しかし1年で降格しQスクールを受け直し24年からDPワールドツアーに参戦している。

PGAツアーへの復帰を狙うリードにとって、ショットは好敵手であることは間違いない。

※週刊ゴルフダイジェスト2026年2月24日号「バック9」より一部追記しています

今季絶好調のリード


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