
東京オフィス兼ショールームを港区赤坂に移転するトラックマン株式会社の主力製品「トラックマン4」
トラックマンの日本国内における導入実績は、2023年末比で約75%の増加。屋外練習場向けトラックマンレンジ導入施設も34から87施設と約156%増加しているという。それに伴い、東京オフィス兼ショールームを港区赤坂に移転することで、より日本における事業拡張を行う。
赤坂への移転に加え「今後は日本において、よりゴルフ体験の質を高める取り組みを推進する」と、トラックマンのゼネラルマネジャーを務めるデビッド・カーデュー氏。そして移転と同時に発表されたのが、トラックマンの新機能「3Dモーション分析」だった。スウィング中の動きを3次元で可視化し、体、クラブ、ボールの動きを3Dで解析。原因と結果をより鮮明に把握できるのが特徴だ。
トラックマンといえばプロが使うイメージが強いが、プロのトラックマン使用率を見ると、PGAツアーは24年→25年で69%→72%、DPワールドツアーは同76%→81%なのに対し、国内男子ツアーは横ばい(同66%→66%)、国内女子ツアーも微増(同58%→59%)と、日本はまだ途上段階にあるという。それについて「日本のツアーはまだ数値よりも動画を重視する選手が多いんです」とカーデュー氏。今後は日本のツアーにも魅力を伝えていくと語った。
さらに、トラックマンは弾道計測器のイメージが強いが、バーチャルラウンドやミニゲームを楽しめる「エンターテインメント性も兼ね備えているのがトラックマンの魅力」(カーデュー氏)。その機能を活用し「ADIDAS CUP」「ニアピンマスターズ楽天杯」「TOUR ADカップ」など、オンラインでの全国規模の競技会も多く行われており、それも例年以上に盛り上げていくそうだ。
首都圏ではインドアゴルフ市場が急拡大。それに伴い、シミュレーター市場も拡大するなかでシェア競争が激化しつつある。一歩抜け出すメーカーはどこか、今後も注目すべき分野と言えるだろう。
※週刊ゴルフダイジェスト26年3月3・10日合併号「バック9」より
