シグネチャーイベント今季第2戦、タイガー・ウッズがホストを務めるジェネシス招待でツアー3年目の26歳ジェイコブ・ブリッジマンがローリー・マキロイらを退け僅差でツアー初優勝を挙げた。6ストロークの大量リードで迎えた最終日はスコアを伸ばせず後続に迫られ僅差に。「もっと簡単に勝てると思ったのに最後は本当に難しかった。限界まで頑張った」と語ったが、そもそもブリッジマンってどんな選手?

昨年ツアー選手権(トップ30だけが出られる)にブリッジマンが出場していたと聞いて驚く方もいるだろう。今回のシグネチャーイベントでも知名度は低いほうから数えたほうが早かった。

画像: 先週の「AT&Tぺブルビーチプロアマ」では最終日、松山英樹と同組だったジェイコブ・ブリッジマン(黒い帽子)。最終18番でビーチに打ち込んだ選手といえばわかるファンも多いだろう(撮影/岩本芳弘)

先週の「AT&Tぺブルビーチプロアマ」では最終日、松山英樹と同組だったジェイコブ・ブリッジマン(黒い帽子)。最終18番でビーチに打ち込んだ選手といえばわかるファンも多いだろう(撮影/岩本芳弘)

しかし初日から持ち前のパッティングが冴え66-64-64の快進撃。54ホールを終えた時点で2位のマキロイに6打差をつけトーナメントをリードした。

最終日は憧れのマキロイとの最終組。追撃態勢だった世界No.2との対戦はさぞ緊張したかと思いきやすでに昨年のBMW選手権最終日にマキロイとのペアを経験済み。

「(BMWでは)少し大変だなと思ったけれどいざ回ってみたら彼はとても優しくて温かく迎えてくれました。もし今回が初めてだったら緊張したと思いますが今日は心配していなかった」

1番と3番のバーディでペースを掴んだかに見えたが、マキロイだけでなくアダム・スコット(63/4位タイ)やカート・キタヤマ(64/2位タイ)の猛チャージであっという間に差は縮まり18番でリードはわずか1打。

「16番でボギーを打ったところまでは緊張していなかったんです。1.5メートルの(ボギー)パットは危うかったけれどいいパットが打てた。でもそこからガチガチ。最後の2ホールは手の感覚さえありませんでした。どちらも思ったようなプレーではなかったけれどパットを決められて良かったです。終わってホッとしています」

その場面を間近で見ていたマキロイからは「彼はすべてを本当に上手くこなしていたと思います。大きな試合を締めくくるのは難しい。終盤少し不安定でしたが必要な場面では持ち堪えていた。やるべきことをやり遂げた彼を大いに称賛します」と温かい言葉をもらった。

【動画】これを沈めるのがマキロイ! 最終ホールはグリーン外からのパターでバーディ【PGAツアー公式X】

@PGATOUR post on X

x.com

クラブハウスに向かう坂の上でタイガーに出迎えられハグを交わしたブリッジマンは感無量。

画像: タイガーの出迎えに笑顔で応えるジェイコブ・ブリッジマン(PHOTO/Getty Images)

タイガーの出迎えに笑顔で応えるジェイコブ・ブリッジマン(PHOTO/Getty Images)

「子供の頃からテレビで見ていたこのコースでこんなに沢山のギャラリーの前で優勝できたのは夢のようです。皆が声援を送ってくれた。一日中応援されているのを感じました」

ジェネシス招待という大舞台で優勝を飾ったのだからもう無名とはいわせない。コーンフェリーツアー(下部ツアー)時から仲の良いクリス・ゴタラップは今季すでに2勝を挙げているが今週は予選落ち。ポイントランキングトップだった彼を抜いてブリッジマンが1位に躍り出た。

日本勢は大会2勝目を狙った松山英樹が28位タイ、久常涼は45位タイに終わり、初日サスペンデッドの時点で最下位だったスコッティ・シェフラーは決勝ラウンドで66-65と盛り返し12位タイ。昨年の3月以降連続トップ10入り19試合(非公式のヒーローワールドチャレンジを含む)まで伸ばしていたがその記録が途切れた。


This article is a sponsored article by
''.