ジェネシス招待2日目に首位に立ったマルコ・ペンジ(最終順位は16位タイ)は今季DPワールドツアーからPGAツアーに転身した27歳のルーキーだ。彼がアメリカに移住して直面した予想外の出来事とは?
画像: 今季DPワールドツアーからPGAツアーに転身したマルコ・ペンジ(PHOTO/Getty Images)

今季DPワールドツアーからPGAツアーに転身したマルコ・ペンジ(PHOTO/Getty Images)

イギリス出身のペンジは今年、妻と息子、愛犬とともにフロリダのウェストパームビーチに移住した。練習場所を確保するため近隣のコースに入会を申請したのだが「いくつかトライしたんだけれど全部断られちゃったんです」。プライベートコースの敷居は高い。排他性をアイデンティティにするクラブもあり、PGAツアーメンバーだからといっておいそれと入会できるわけではない。幸いなことに唯一「アットホームな雰囲気」のオールドパームGCがペンジを受け入れてくれたが、SNSで人気のマイケル・キムはクラブに入会する難しさをXにこうつづった。

「ほとんどのプライベートクラブはプロを1度か2度招待するのは前向きですが、会員権の獲得はまた別の話です。会員になるにはプロではないメンバーを何人か知っておく必要があり、普通のサラリーマンより少しは有利でもよほどの有名人でない限り簡単ではありません」

世界ランク34位のペンジさえ拒まれたのだから事実なのだろう。でももしペンジがメジャーに優勝したら? 拒否したクラブが手のひら返しする可能性はあるのか?

ゴルフを始めたのは5歳の時。父と一緒に練習場へ行くと、すぐにその才能を見抜いた父は彼にレッスンを受けさせた。その甲斐あって、10歳で地元の試合で優勝するまでに成長。しかし当時はサッカーでも有望株でクラブチームからスカウトされるほど。進路を迷ったがゴルフを選ぶとアマチュア時代から頭角を現し、プロ転向後もDPワールドで3勝の実績を挙げた。

実は彼はADHD(発達障害)を公にしているが「感情が高ぶり、脳への刺激が強すぎた時の対処法を見つけたことがキャリアの成功に繋がった」と語っている。

※週刊ゴルフダイジェスト2026年3月17日号「バック9」より

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