PGAツアーのシグネチャーイベント、アーノルド・パーマー招待はアクシェイ・バティアの逆転優勝で幕を閉じた。今季好調のコリン・モリカワ(単独5位)やディフェンディングチャンピオンのラッセル・ヘンリー(6位タイ)らはそれなりの成績を挙げたが優勝争いをすべきビッグネームの名前が上位に見当たらなかった。
画像: シェフラー、マキロイ、トーマス。いつも優勝争いを期待されている3人だがベイヒルでは少し様子が違った(写真は25年ツアー選手権、撮影/岩本芳弘)

シェフラー、マキロイ、トーマス。いつも優勝争いを期待されている3人だがベイヒルでは少し様子が違った(写真は25年ツアー選手権、撮影/岩本芳弘)

ジェネシス招待でツアー通算30勝目を逃し2位タイに終わったローリー・マキロイはアーノルド・パーマー2日目に68をマークし9位タイと十分優勝を狙える位置に浮上していた。

ところが第3ラウンドスタート前に棄権を表明。「今朝ジムでウォーミングアップをしている最中背中に軽い痛みを感じました。練習場で球を打ち始めると症状が悪化し腰の筋肉が痙攣するようになりました。プレーを続けることができず棄権せざるを得ないと判断しました。この大会に出場し週末戦うことを楽しみにしていたのに残念です」と声明を発表した。

前回マキロイが深刻な背中痛に悩まされたのは23年のこと。そのときは秋のライダーカップまでに回復しヨーロッパチームの勝利(イタリア大会)に大きく貢献した。次週連覇がかかるザ・プレーヤーズ選手権までには回復することを祈りたい。

ちなみに彼がPGAツアーの大会を棄権したのは13年のコグニザント・クラシックに続くキャリア2回目だ。

一方72ホールを完走したが、一度も上位争いに加われなかったスコッティ・シェフラーはサンデーバック9に最終18番を含む2つのダブルボギーを叩き1オーバー73。優勝したバティアに13打差(通算2アンダー)の24位タイと2試合連続でトップ10入りを逃した。

それでも本人は「いくつかミスはありましたが、全体的に今日のアイアンプレーはかなりシャープだったと思います。今週は間違いなく良い感触が掴めました。アイアンの調子を上げたいと思っていたので素晴らしいショットがいくつかあったので期待通りに改善できていると感じています」と成績以上に手応えを掴んだようだ。

もうひとり注目されたのが椎間板の手術から半年ぶりの競技復帰となったジャスティン・トーマス。彼がアーノルド・パーマー招待で復帰すると聞いた近所に住むマキロイは「まさか難しいベイヒルで……?」と内心気がきではなかったというが、その予感が的中し79-79の14オーバーを叩き最下位に沈んだ。

2日間一緒に回った松山英樹には「冴えないプレーでヒデキの邪魔をして申し訳ないという気持ちになってしまった」と反省の弁。

しかしツアー16勝の実力者のこと。すぐに試合勘を取り戻してくれるはずだが……。ビッグネームの今後の戦いも気になる。

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