世界最高峰の舞台、PGAツアーのホットなニュースをお届けするコーナー。2022年半ばにLIVゴルフに移籍したブルックス・ケプカが今季からPGAツアーに戻り、復帰3戦目となったコグニザントクラシックでは復帰後初のトップ10入りを果たした。

PGAツアーに戻ってきたブルックス・ケプカ

2022年の夏場から所属したLIVゴルフから約3年半ぶりにPGAツアーにカムバックしたメジャー5勝のブルックス・ケプカ。家庭の問題を理由に、PGAツアーが設けた「リターニングメンバープログラム」によりメンバー資格を取り戻し、復帰初戦となった1月のファーマーズインシュランスオープンでは予選を通過し56位タイ。しかし、パッティングのスコアに対する貢献度を表す「SG(ストロークゲインド)パッティング」は最下位。そこで次戦、WMフェニックスオープンでは練習日から新しいパターをテストし、本戦でも使用した。そのパターというのが、世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーが使用している「スパイダー ツアーX」のクランクネック。シェフラーもまた、2024年のジェネシス招待で「SGパッティング」で最下位になり、次戦のアーノルド・パーマー招待でこのパターを初めて投入すると、51週間ぶりにPGAツアーで優勝。この年7勝を挙げ、パリ五輪で金メダルに輝き、フェデックスカップも制覇した。

ケプカの実戦投入初戦は残念ながら予選落ちとなったが、次戦のコグニザントクラシックでは9位タイとツアー復帰後、初のトップ10入りを果たした。この試合での「SGパッティング」はなんと15位に浮上。パッティングの改善がそのままスコアにつながったのだ。「これまでの不振は、パターが入らないことでショットに過剰なプレッシャーがかかっていたのが原因だ。でも、パターが入るようになれば、ショットも無理をする必要がなくなり、コントロールできるようになる」とケプカ。

シェフラーだけでなく世界ランキング(3月8日現在)2位のローリー・マキロイ、同3位のトミー・フリートウッド、同4位のコリン・モリカワ、同7位のクリス・ゴッタラップ、同8位のロバート・マッキンタイアも「スパイダー」を使用し、今シーズンのPGAツアーでは9戦5勝。ケプカのツアー通算10勝目も近いかもしれない。

画像: 長年愛用してきたスコッティキャメロンのブレード型から、復帰2戦目で「スパイダー ツアーX」にスイッチしたケプカ。投入2戦目でパッティングのスタッツ「SGパッティング」が15位と劇的によくなりトップ10入りを果たした

長年愛用してきたスコッティキャメロンのブレード型から、復帰2戦目で「スパイダー ツアーX」にスイッチしたケプカ。投入2戦目でパッティングのスタッツ「SGパッティング」が15位と劇的によくなりトップ10入りを果たした

PHOTO/Getty Images
※週刊ゴルフダイジェスト2026年3月24日号より


This article is a sponsored article by
''.