30ヤード前後の中途半端な距離のアプローチが残ると ピン位置によって上げようか転がそうか迷う場面がある。そんな時に武器になるのが“ゆるスピンアプローチ”だと長野泰雅プロは言う。週刊ゴルフダイジェスト3月31日号では、今どきのツアープロがみんな使っているゆっくり飛んで止まる極上テクを教えてくれている。「みんなのゴルフダイジェスト」でもその一部をご紹介しよう。
画像: 今やツアープロの常識! 中途半端な30ヤード前後は「ゆるスピン」アプローチが寄る

解説/長野泰雅
ながのたいが。2003年生まれ。福岡県出身。昨年は『ロピアフジサンケイクラシック』でツアー初優勝を飾る。スピンを自在に操る技術はツアーでも屈指。福岡地行所属

ヘッドは急激に加速させない

GD 30ヤードくらいの中途半端な距離を寄せるのは、アマチュアにはとても難しいのですがどうすればいいのでしょうか。

長野 まずどういう球を打つのかを決めたら、インパクトで緩まずに振り切ることが一番大切です。ミスの多くはインパクトで合わせたり緩めたりすることが原因ですからね。

GD どういう球を打つべきかはピン位置で決めるのでしょうか。

長野 そうです。ピンが奥のときはキャリーをある程度出さなければならないので、振り幅を大きくして等速で振ることを心がけます。このとき、手首の動きを抑えて腕をしっかり振るイメージを持つといいでしょう。ちなみに、ヘッドを急激に加速させる打ち方もありますがアマチュアの方には難しいのでおススメしません。

GD 手前ピンの場合はどうすればいいのでしょうか。

長野 グリーン手前ピンのときは、球の勢いを抑えて柔らかく着弾させたいので芯を外して打ちます。初速が抑えられてゆっくり飛び出し、バックスピンも利きますよ。

画像: ヘッドを走らすとダフリはまず起こらない!

ヘッドを走らすとダフリはまず起こらない!

ダフらない2つのポイント

Point① 
右手を緩く握り感覚を研ぎ澄ませる

微妙な距離感やスピンの調整はやっぱり器用な右手を使うべき。基本的にグリップで強く握り過ぎは禁物だが、右手が自由に使える力感で握るのがポイント。

画像: 右手は緩く握る

右手は緩く握る

Point② 
腕を積極的に使うとソールを滑らせながら打ててダフらない

適度なバックスピンを入れるためには、当たり前だがダフったりトップしたりしないことが必須。そのために、下半身を動かさずヘッドを走らせるイメージを持つこと。さらにインパクト以降、手元よりヘッドを走らせてソールを滑らせる感覚を持つと、よりミスなく適正なバックスピンが入れられる

画像: 腕を積極的に使う

腕を積極的に使う

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前編では、30ヤードのアプローチの基本となる「ヘッドを急加速させない」「ソールを滑らせる」コツをお届けしました 。続く後編では、いよいよシチュエーション別の攻略法を紹介。「奥ピン」や「手前ピン」に対して、長野プロはどう寄せているのか? 特に、手前ピンの時にフェースの先寄りで打つ「死に球」テクニックは必見です 。目からウロコの後編もお見逃しなく!

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PHOTO/ARAKISHIN THANKS/福岡雷山ゴルフ倶楽部

週刊ゴルフダイジェスト2026年3月31日号より

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