
ジョン・ラームは初日に「78」を叩きメジャー大会ワースト記録。最終日は「68」をマークするなど浮き沈みが激しかった
最終日セルヒオ・ガルシアが2番のティーショットに腹を立てドライバーを芝に叩きつけ、ウォータークーラーも叩いて折れたクラブからヘッドをもぎ取る衝撃シーン。残り16ホールをドライバーなしでプレーした。
かんしゃく持ちの彼はこれまでも同様の前科があるが、権威あるマスターズではことさら許されない。4番で警告を受け、これ以上愚かな行いがあれば失格だと伝えられた。
この2人は特別だが、コースコンディションが日替わりだったことに不満の声も。大会初日は硬いグリーンに弾かれ池にボールが吸い込まれる場面が多く、「80」以上を叩いた選手が10人。しかし2日目は一変。コース側が散水を行いグリーンがソフトに。「こんなに遅いとは思っていなかったので序盤に4回も3パットしてしまった」とアンドリュー・ノバク。シェフラーは言葉には出さなかったが、散水されたコースでボールに泥が付き「昨日とはまったく違うコンディションに対応するのが難しかった。スコア以上にいいプレーをしたのに……」と渋い顔。
以前トム・ワトソンが「昔ヒデキ(松山)とプレーしたとき、泥の影響で彼のボールが予想外の方向に飛んだのを見た」と言ったが、今回もジョーダン・スピースらがボールに泥が付くことを問題視した。
3日目はもっともやさしいコンディションで、シェフラーとキャメロン・ヤングが「65」。上位でオーバーパーはマキロイだけで平均スコア70.6。これは3日目の最少記録でマックス・ホーマは「かなり簡単だった」と証言。
「最終日? コース側のセッティング次第」と語ったシェフラーが決勝の2日間ノーボギーで2位に入ったのはさすが。超一流は日替わりコンディションの対応力もやはり凄かった。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年5月5日号「バック9」より
