昨年の男子ツアーで、西山大広がパーオン率1位を獲得した。 それは、フェードヒッターのスウィングの中に潜んでいる“当たらない要素”を消すことで、ミート率が劇的に上がったからだという。週刊ゴルフダイジェスト5月5日号のメソッドを知ったら、アイアンがもっともっと芯を食うようになりますよ!「みんなのゴルフダイジェスト」でもその一部をご紹介しよう。
画像: 当たらない要素を全消去! パーオン率1位の西山大広が教える“アイアンで劇的に芯を食う”アドレスのコツ

解説/西山大広
1997年生まれ。香川県出身。アマチュア時代に四国ジュニア、東北アマなどを制して、プロ転向。22年にACNツアーで優勝、23年に初シード。25年はシード権を獲得するとともに、パーオン率1位になった。ロピア所属

西山大広プロのパーオン率
2025年 73.302% 1位
2024年 68.827% 26位タイ
2023年 65.104% 54位

正直、当たらない要素だらけでした!

GD 昨シーズン、西山プロはパーオン率1位でしたね。

西山 昨年の4月から吉田直樹コーチに見てもらい始めて、すぐに結果が出ました。

GD 吉田コーチにはどんなことを教わったんですか?

西山 僕はフェードヒッターなんですが、そのフェード打ちの“当たらない要素”を消していきました。感性を生かしたまま。

GD 当たらない要素?

西山 たとえば、僕はアイアンでも、ボールを左に置いて、右足体重でフェースを開いて構えていたんです。

GD ちょっとドライバーっぽい構えですね。

西山 そういうアイアンだと当たらなくなってしまう要素をどんどん“当たる要素”に変えていったら、ミスがミスになりにくくなってきたんです。

GD というと?

西山 たとえミスしても、グリーンの幅の中になんとか収まる感じになったんです。

GD それが、パーオン王につながったんですね!

アドレスのポイント

Point1
正しい体重の位置

当たらない要素1(画像左)
【右足体重】重心位置がやや右足寄りで、右足体重で構えていた。

これで当たる1(画像右)
【左足体重】重心位置を左に移動して、やや左足体重で構える。

画像: 左股関節の上に乗る感覚

左股関節の上に乗る感覚

Point2
手元の位置

当たらない要素2(画像左)
【ハンドレイト】手元を体の真ん中にセットして、大文字の「Y」の形で構えていた。

これで当たる2(画像右)
【ハンドファースト】手元を左太ももの内側にセットして、小文字の「y」の形で構える。

画像: 手元は左太もも内側にセット

手元は左太もも内側にセット

Point3
フェースの向き

当たらない要素3(画像左)
【オープンフェース】リストを返しても引っかからないように、フェースを開いて構えていた。

これで当たる3(画像右)
【スクエアフェース】フェースをスクエアにして、ハンドファーストにしたぶんロフトを立てる。

画像: スクエアにしてロフトを立てる

スクエアにしてロフトを立てる

インパクトが変わった!

以前よりヘッド軌道が緩やかになり、取れるターフが浅くなった。インパクトが“点”から“線”になったため、わずかなミスがミスにならなくなったという。

画像: インパクトは点ではなく線!

インパクトは点ではなく線!

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前編では、アイアンが当たらない要素を根本から消し去る「小文字のy」のハンドファーストや、スクエアフェースといった「アドレスの改造」についてお届けしました。しかし、せっかく当たる構えを作っても、スウィング軌道がズレてしまっては西山プロのようなアイアンショットは完成しません。

では、インパクトの精度をさらに高め、積極的にピンを狙える確実なショットを手に入れるには、一体どうスウィングすればいいのか? 続く【後編】では、西山プロを大躍進させた吉田直樹コーチのメソッドを取り入れたスウィング法を伝えています。

● クラブを真っすぐ引くのはNG! オンプレーンに乗せるための「右ポケットを後ろに引っ張る」バックスウィング術。
● フェースターンは積極的に使わない! 方向性が劇的に安定する、クラブを立てるフォローの作法。
● それでも球がつかまらないスライサー必見! アウトサイドイン軌道を防ぐ「右つま先ちょい開き」の裏ワザ。

当たらない動きから、アイアンのミート率を極限まで引き上げるプロの技術。レッスンは、後編に続きます。

続きはMyGDへ 後編は有料記事になります

PHOTO/Yasuo Masuda、Shinji Osawa

THANKS/浅見GC

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