
マスターズでドライバーを破壊したセルヒオ・ガルシア
マスターズで9位タイに入るなどここのところ復調の兆しを見せているホーマだが、マスターズ翌週のRBCヘリテージではショットが不調で69位タイに終わった。
最終日はスコアを伸ばしていたが14番でボギーを叩いたあと、15番パー5のティーショットを木が生い茂るウェイストエリアに打ち込み1打で脱出できなかった。すると彼は怒りに任せてクラブを投げつけ跳ね返ったクラブが宙を舞った。
前週のマスターズでセルヒオ・ガルシアがドライバーを破壊した件についてホーマは、RBCヘリテージ開幕前の水曜日に「クラブを折る人は好きじゃない。コースを荒らす人も好きじゃない。それは最悪な行為だと思う。だって我々はコースでプレーしているんだから」と批判したばかり。その本人が舌の根も乾かぬうちに怒りに任せてクラブを叩きつけたのだから批判が瞬く間に彼に集中した。
マスターズの一件で行動規範行為違反の警告を受けたガルシアは、大会後の火曜日にSNSで、自身が放った暴言と芝を叩きつけウォータークーラーに打ちつけてドライバーヘッドをへし折ったことを「自分の振る舞いを後悔しており、それはゴルフというスポーツにふさわしくないものです」と述べている。
実はホーマが冷静さを失ったのは今回が初めてではない。昨年の全米プロゴルフ選手権や3年前のWMフェニックスオープンでクラブを投げたことを本人も認めている。
「自分はよく悪い言葉を使います。でも子供の前では使わないように心がけています」とホーマ。正直なんだかよくわからないが癇癪持ちであることは確かなようだ。
PGAツアーは競技における行動規範を策定しており、警告を行った最初の試合となったのがマスターズだった。度重なる規範違反にマスターズ以外のメジャー競技でも違反行為を3回行った場合は失格にする規範を今年中に導入する可能性が高い。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年5月12・19日号「バック9」より

