2016年のWGC-キャデラック選手権の覇者、アダム・スコット。彼は10年ぶりにトランプ・ナショナル・ドラル(ブルーモンスター)へ戻ってきた今大会に、10年越しのディフェンディングチャンピオンとして臨んだ。ところが大会初日、思いもよらない試練を経験する。8番パー5で誤球し、2ストロークのペナルティを受けて下位に沈んだのだ。しかし、そこから尻上がりに調子を上げ、見事4位タイでフィニッシュ。間近に迫った全米プロに向けて「良い感触しかない」と自信をみなぎらせている。
画像: ザ・プレーヤーズ選手権に続き、今シーズン2勝目を挙げたキャメロン・ヤング(撮影/岩本芳弘)

ザ・プレーヤーズ選手権に続き、今シーズン2勝目を挙げたキャメロン・ヤング(撮影/岩本芳弘)

目下絶好調で初日からトップを守り、スコッティ・シェフラーに6打差をつけたキャメロン・ヤングの今季2勝目で幕を閉じたキャデラック選手権。難コースを相手に、ベテランが気を吐いた。

45歳のスコットは、最終日の前半から3連続を含む5バーディをマーク。サンデーバックナインも好調なショットにパットが噛み合い、3バーディを奪ってこの日のベストスコア(タイ)となる8アンダー「64」をマーク。ジェネシス招待の4位に並ぶ、今季ベストの4位タイに入った。

【動画】アダム・スコットの最終日を振り返る【Golfbet公式X】

@Golfbet post on X

x.com

大会初日、スコットは痛恨のミスを犯している。8番パー5のティーショットをラフに打ち込み、そこから2打目を打ったのだが、3打目を打とうとしたとき、打ったのが自分のボールでないことに気がついた。

間違ったボールを打つこと(誤球)はゴルフルール6.3に違反する行為であり、2ストロークのペナルティを受けることになる。幸いだったのは、2打目を打った場所に戻って探したところ、本人のボールを見つけることができたことだ。

そこから4打目を打ってフェアウェイにボールを戻し、5打目で残り147ヤードからグリーンに乗せ、2パットのダブルボギーでホールアウトした。

スコットにとっては思いもよらない出来事だったが、もし誤球に気づかずに次のホールのティーショットを打っていたら、シグネチャーイベントからの退場、すなわち失格(規則 6.3c(2))になるところだっただけに、気づいたのは不幸中の幸いと言える。

初日終了時点で首位のキャメロン・ヤングに12打差をつけられたが、2日目以降に盛り返し、最終的には8打差の4位タイに入った。

「この難コースで『64』は、間違いなく最高のスコアです。良いプレーができて良かった。金曜日のラウンド後はパッティングに不満があったのですが、今週は他の選手もグリーン上で苦戦しているのを見ました。いいプレーをしているのに結果に結びついていなかった。でも今日はパットが入って、達成感を感じています」

画像: 4位タイに入ったアダム・スコット(撮影/岩本芳弘)

4位タイに入ったアダム・スコット(撮影/岩本芳弘)

今月の全米プロで、メジャー99回目の出場を果たすスコット。シネコックで開催される6月の全米オープンが、メジャー出場通算100回目となる。

「メジャーに向けて、すべて良い感触を持っています。メジャーで優勝するには、4日間を通して良いプレーをする必要があります。全米プロに自信満々で挑み、4日間良いプレーができればいいですね。4日間良いプレーができれば、何が起こるか分かりませんから」


This article is a sponsored article by
''.