国内女子ツアーから挑戦者が続出している米国女子ツアー、LPGA。すでに日本人のメジャーチャンピオンも誕生しているが、ツアーの裏話、選手たちの知られざる一面をレックス倉本がお届け!
画像: レックス倉本が解説! ネリー・コルダの快進撃の理由。今季中の「殿堂入り」へ、心技体が揃う強さの秘密

レックス倉本

名古屋GC所属。
高校卒業後、米国にゴルフ留学して、
世界中のツアーを転戦。
解説者に転身後は
現地から情報を発信。
現在はWOWOWやBS10で
LPGAやPGAツアーの解説を担当

ネリー・コルダの快進撃が止まらない

リビエラマヤオープンまで今季出場6試合で優勝3回、2位が3回。2001年にアニカ・ソレンスタムが記録した開幕6試合ですべて2位以上の記録に並びました。その年のアニカはシーズン8勝と、記録ずくめの一年になりました。(※編集部注:リビエラマヤオープンの次戦で選んだクローガー・クイーンシティ選手権でネリー・コルダは8位タイに終わり、記録は終了した)

ネリー自身も2年前の2024年には出場5試合連続優勝を含むシーズン7勝を挙げています。その年はオリンピックイヤーでスケジュール調整のために夏場に試合数を減らし、なおかつシーズン終盤に首を痛めたり、犬に噛まれて欠場した試合もあり、出場試合数はわずかに16試合。体調さえ許せば今シーズンは20試合前後は戦えるでしょう。このペースでいけば年間2桁勝利も可能な勢いで、自身の年間最多優勝の7回を更新する可能性が高いと思います。なぜなら、ただ単純に調子がいいだけではなく、ゴルフ、体調、プライベートすべてにおいて調子がいいからです。

まずはゴルフ。元々実力は申し分なく、去年勝てなかったのはただ単に運がなかったから。そして自分に厳しすぎて、自身を追い込みすぎたのが大きな要因だったと彼女は自身を分析しています。去年の暮れにIMGアカデミー時代からの知り合いのガンダーソンさんとの婚約を発表して、メンタル面も充実しています。ちなみにガンダーソンさんは元フットボール選手で、大学でも活躍したアスリート。アスリートファミリーで育ったネリーをサポートするには最高のパートナーでしょう。

そして2024年に痛め去年再発した首痛も、昨秋に1カ月間クラブをまったく握らずに「アイアンネック」という最新治療器を使って治療した効果があり体調面は絶好調。

心技体、すべてが揃い、最強のポテンシャルを持った選手が人生最高のゴルフを実行しているのだから、桁違いに強いはずです。シーズンが進むほどにいろいろと注目されるでしょうが、今の彼女ならそれをプレッシャーに感じず力へと変えられるでしょう。

画像: 現在殿堂入りするのに必要な27ポイントに、あと4ポイントと迫っているネリー・コルダ。優勝すれば1ポイント、メジャーなら2ポイント、プレーヤー・オブ・ザ・イヤーなら、さらに1ポイント。最少平均スコアでも1ポイント得られるので、今シーズン終了時点には殿堂入りが決まりそうだ

現在殿堂入りするのに必要な27ポイントに、あと4ポイントと迫っているネリー・コルダ。優勝すれば1ポイント、メジャーなら2ポイント、プレーヤー・オブ・ザ・イヤーなら、さらに1ポイント。最少平均スコアでも1ポイント得られるので、今シーズン終了時点には殿堂入りが決まりそうだ

PHOTO/Getty Images
※週刊ゴルフダイジェスト2026年5月26日号より一部加筆して掲載

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