全米オープンの前哨戦RBCカナディアンオープンが11日開幕。初日はバック9で6バーディを奪ったブルックス・ケプカが6アンダー「64」をマーク。エリック・コール、サヒス・ティーガラ、エミリオ・グリロ、サム・バーンズ、マシュー・アンダーソンと首位の座を分け合った。PGAツアーに復帰した今季はまだトップ10入り1回と不発だが「いいプレーができている」と自己評価は高い。過去2勝の全米オープンを目前にしてメジャーハンターが本領を発揮するか注目だ。

舞台のTPCトロント at オスプリーバレーはラフが深くフェアウェイキープが鉄則といわれている。しかしこの日ケプカがフェアウェイをキープしたのは14ホール中6ホールだけ。

「とにかくイライラしました。フォロースルーが足りなかった。腰の調子が悪いのは言い訳になりません。ただティーショットは酷かった」と本人。

それでも好スコアをマークできたのは精度の高いアイアンと、ストロークゲインド+3.491を叩き出したパッティングのおかげ。

画像: ブルックス・ケプカ。先週まで不調だったパッティングが冴え、RBCカナディアンオープン初日を首位タイで好発進した

ブルックス・ケプカ。先週まで不調だったパッティングが冴え、RBCカナディアンオープン初日を首位タイで好発進した

「今年は素晴らしいプレーができているんです。ただパッティングだけが僕の足を引っ張っていて思うような結果が出せませんでした」

「これまではストロークにこだわりすぎてあまりにも機械的に打っていた気がします。でも今日は考えすぎずに打てたのが良かった」

鍵はボールの位置。「ボールの位置を少し後ろ(右)にずらした、というたった1つの変更が功を奏しました。メカニクス的な部分にこだわり過ぎず、ただ少しボールを後ろに置くこと以外、何も考えずに済むようになりました。気持ちを解放することができた」。

先週までのスタッツでストロークゲインド:パッティングは-0.364で全体の136位。数字がいいほどきれいな五角形を描くパフォーマンスチャートもパッティングだけ凹んだ台形だった。本人も言うようにパットさえ復調すれば優勝も見えてくるのだろう。

かつて「メジャーで勝つほうがやさしい」と豪語し、平場の大会は気合が入らない様子だったケプカだが、最近は「そんな風には考えないようにしている」という。

「場所は関係ないんです。どのトーナメントも僕にとってはチャンス。どの試合でも同じようにティーショットを打てばいい。そういう風に捉えるようになりました」

3人が出場する日本勢は金谷拓実が10番スタートの前半16番でダブルボギーを叩いたが、後半4バーディを奪って盛り返し2アンダー68、55位タイ。

平田憲聖は1アンダー69で73位タイ。中島啓太はバーディを1つしか奪えず2オーバー72、120位タイと大きく出遅れた。

写真/Getty Images

【動画】ブルックス・ケプカの362Yドライバーショット【PGAツアー公式X】

@PGATOUR post on X

x.com

This article is a sponsored article by
''.