10番から出たこの日の後半、3番&4番連続バーディのあと5番で起死回生のイーグル奪取に成功したクラーク。まだトーナメントは始まったばかりだが、現時点でただひとり頭ひとつ、いや2つ抜け出した。

ウィンダム・クラークが2位と4打差の6アンダーで暫定トップ
ザ・CJカップ バイロン・ネルソンで優勝してから、単独3位、11位タイとここのところ絶好調の彼は、昨年ゴルファーにあるまじき行為を批判され「深く反省した」とラウンド後に語っている。
「自分のやったこと(ロッカー破損)は本当に酷いことです。後悔していますが、あの出来事からたくさんのことを学びました。教訓にするまで少し時間がかかりましたが、それを糧に挑戦しています」
ザ・CJカップの最終日、驚異の60をマークし逆転勝利を成し遂げたように、爆発力には定評がある。
18年にシネコックで優勝したケプカが「こんなにグリーンが柔らかいとは想定外。文句ではなくまったく違う状況だと思った」というが、グリーンが柔らかくても落としどころによってすぐに転がり落ちてしまう難しいコースに加え強風まで吹き、他の選手は2アンダー止まり。それを考えるといかにクラークのプレーが素晴らしかったかがわかる。
しかし油断大敵、後続にはメジャーチャンピオンがひしめいている。暫定2位グループにマット・フィッツパトリック(16ホール終了)、ダスティン・ジョンソン(15ホール終了)、ゲーリー・ウッドランド(15ホール終了)、ジョン・ラーム(13ホール終了)といった歴代全米オープン覇者がずらり。
ローリー・マキロイやブライソン・デシャンボー(16ホール終了)も1アンダー暫定9位タイにつけており、トップのクラークも決して安泰ではない。風が収まる予報の2日目になにが起きるか予断を許さない状況だ。
日本勢は17番のパーパットを残し、イーブンパーの久常涼が暫定18位タイにつけたのが最高。後半ショットが安定してきた松山英樹は16番2メートル弱のパーパットを残してイーブンパー暫定29位タイ。

松山英樹は暫定29位タイ
初出場の3人は佐藤大平が14ホールを終え3オーバー暫定72位タイにつけているが、大西魁斗は7オーバー77で暫定133位タイ、8オーバー78の大岩龍一は暫定143位と大きく出遅れた。
写真/USGA
【動画】W・クラークの5番イーグルを決定づけた一打【全米オープン公式X】
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