午前中のほうが風が強く、早い時間に回った松山英樹がバック9で1ダブルボギー、5ボギーを叩き、まさかの7オーバー77で65位タイと予想外の展開。
ステディなプレーに定評があるラッセル・ヘンリーが80を叩くほどの難コンディションだったが、ウィンダム・クラークがスタートする頃には風がやや収まり、イーブンパー70で揺るぎき孤高の頂上をキープした。
【動画】ウィンダム・クラーク、16番で今週唯一のイーグル!【PGAツアー公式X】
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x.com午後スタートのほうが優位だったとはいえ最終組のマット・フィッツパトリックが4つスコアを落とし、前日65をマークしたコリン・モリカワや「まだ優勝を諦めていない」と語ったローリー・マキロイが3オーバー73で上位争いから脱落。
フィールドでもっともスコアが良かったのはアルゼンチンのエミリアーノ・グリージョで3アンダー67。アンダーパーは彼のほかスコッティ・シェフラー(69)だけ。トップを守らなければならないプレッシャーのなかクラークがパープレーで回ったのはお見事としかいいようがない。

同組のマット・フィッツパトリックと健闘を讃えあうウィンダム・クラーク
ところでクラークが23年に大会制覇を達成したあとのエピソードを『Dan on Golf』のYouTubeで語っているのだがそれがなかなか面
白い。
【英語動画】クラークが23年全米オープン後の珍事を語る【YouTube・Dan on Golf】
Solo leader Wyndham Clark's hilarious story about his U.S. Open victory in 2023
www.youtube.com「家族や友人50〜60人で祝杯を挙げたんだ。トロフィーにシャンパンを注いで皆で飲み干した。皆笑顔で最高に楽しかった」
盛大なパーティの最中、クラークと仲が良い友達がカップに優勝者の名前を刻む担当の女性に「その仕事何年くらい続けているんですか?」と尋ねると「40年」という答え。
「これまでにトロフィーからお酒を飲んだことは? と尋ねたら『ない』と。じゃあ飲まなきゃ、ってシャンパンを注ぎ彼女も人生初のカップ飲みを体験したんだ」と臨場感たっぷりに語ったクラーク。
1次会でしこたま飲んだクラークご一行様はロサンゼルスの食事も楽しめるナイトクラブ『Delilah』に移動し再び祝杯に酔いしれ、人生最高の夜が更けていった。
翌日はニューヨークに飛んでテレビのインタビューに出演することになっていた。朝食にベーグルを食べ空港に向かおうとしたそのときクラークは二日酔いと車酔いで食べたものを盛大に戻してしまった(失礼!)。
「それで病院に運ばれてしばらくそこで過ごさなきゃならなかった(笑)」
幸いテレビ番組に穴を開けることなかったが3年前の反省を踏まえ、もし勝っても今回祝杯はほどほどにするらしい。
ちなみに今週のシネコックヒルズ攻略のテーマは「ティーショットはアグレッシブに、グリーンを狙うショットは保守的に」だ。
写真/USGA

