セカンドショット以降、長い距離が残っていた際に選択したいのが3番ウッド(以下3W)。しかしアマチュアがミスしやすいのもまた3Wだ。3Wのミスの症状に合った対処法を、ゴルフイラストレッスンでお馴染みのプロゴルファー・大谷奈千代に、イラストを交えて詳しく解説してもらおう。

ショットはそれなりに当たるのに、長い距離が残った時3Wがどうしてもうまく打てない。そんな時ラウンド中でも使える即効性のある対策をいますぐ知りたいですよね!

画像: 長い距離が残った際に選択したい3Wがうまく打てない!

長い距離が残った際に選択したい3Wがうまく打てない!

ミスの原因は大きく分けてクラブが振れていないか、もしくは大振りのどちらかの傾向です。今回はそれぞれの症状に合った対処法について、ゴルフイラストレッスンで解説してみましょう!

HSが落ちてきたゴルファーは5Wを選択しよう

クラブが振れず、ヘッドスピードが落ちてしまってから3Wでのミスショットが増えた。そんな方は、ヘッドスピードがあまり出ないことが原因でボールに浮力がつかず、ボールが上がらないことがミスを引き起こしている原因になっています。

こうなってしまうと、知らず知らずのうちにすくい打ちをしてボールを上げようとしてアッパーブローで振り抜こうとしてしまいます。すると切り返し以降でクラブが寝て入るインサイドからの軌道が強くなり打点がズレてしまうので、当たってもダフリや右へ打ち出すミスが出てしまいます。

そんな方は3Wよりもロフト角のある5Wを選択しましょう! 身も蓋もない話ですが、ボールが上がらない原因がヘッドスピードなら、そもそも3Wを使わないことも対処法です。

3Wと5Wではクラブのロフトがおよそ3度違います。たった3度と思われるかもしれませんが、この3度でボールは驚くほど上がりやすくなります。すくい打つ必要がなくなるので過剰にインから下りる軌道が軽減され、スウィングのバランスが良くなります。

画像: ヘッドスピードが落ちてきたゴルファーは、3Wでなく5Wを選択しよう。ロフト角が3度大きくなるだけでボールが上がりやすくなり、すくい打つ必要がなくなる

ヘッドスピードが落ちてきたゴルファーは、3Wでなく5Wを選択しよう。ロフト角が3度大きくなるだけでボールが上がりやすくなり、すくい打つ必要がなくなる

大振りすると打点が不安定に。コンパクトなスウィングで対策しよう

一方、ある程度スウィングスピードがあるのにうまくヒットできない方は、大振りが原因で打点が不安定になっている傾向です。そんな方は大振りせずにコンパクトなスウィングで対策をとりましょう。

画像: 大振りすると打点が不安定になり、ミスショットの原因に。心当たりがあるゴルファーはクラブを短く持ってみよう

大振りすると打点が不安定になり、ミスショットの原因に。心当たりがあるゴルファーはクラブを短く持ってみよう

コンパクトに振る感覚をつかむ練習ドリルとして、まずはグリップを極端に短く握って(具体的にはシャフトとグリップの境目付近が目安です)スウィングしてみましょう。クラブを短く持つだけで、ボールに近づき、足幅が狭くなって構えることができるので体を目一杯使った大振りをすることができず、自然とコンパクトなスウィングになります。

3Wを短く持てばボールの近くに立てるので、アイアンのような縦振りのスウィング軌道に近づき、横振りを予防することができます。またダウンブローに打ちやすくなるので振り遅れ予防にも効果的です。即効性を求めるなら、軸と軌道を安定させることができれば、短く持つだけでミスヒットをグッと減らすことができます。

画像: クラブを短く持つことで、縦振りになり、なおかつ大振りできずコンパクトでミートしやすいスウィングにできる

クラブを短く持つことで、縦振りになり、なおかつ大振りできずコンパクトでミートしやすいスウィングにできる

3Wが苦手な方は、とにかく芯でボールを打つことが重要課題です。極端に短く握った状態でボールが当たるようになったら、少しずつクラブを長く持ってスウィングしましょう。大振りが原因で当たらない方は、2フィンガーくらいを目安に短く握ってスウィングすることをおすすめします。

スウィングを直す前に、こういった対策をとることでスウィングのバランスを調整することができます。ぜひお試しください!

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