米国男子ツアー(PGAツアー)は現地時間8月25日、2028年から導入される新たな競技モデルにおける「PGAツアー・チャンピオンシップシリーズ」のシーズン最終盤の構成を発表した。最大の注目点は、従来のシーズン最終戦「ツアー選手権」が、2週間にわたるマッチプレー方式へと大きく生まれ変わることだ。

ストロークプレーの「シリーズ・フィナーレ」で上位32名を決定

新方式のシーズン最終盤は、合計3週間にわたって展開される。

まず第1週目に行われるのが、シーズンポイントリストの上位90名(翌シーズンのシード権保持者)が出場する「PGAツアー・チャンピオンシップシリーズ・フィナーレ」だ。

この大会は72ホールのストロークプレー形式(予選カットあり)で行われ、この試合をもって「シーズンポイントリスト1位の選手(年間王者)」が確定する。同時に、ボーナスの分配額も決定される。

そして、この大会終了時点のポイントリスト上位32名のみが、翌週からの新「ツアー選手権」への出場権を獲得する。

2週間にわたるマッチプレー! 新「ツアー選手権」のフォーマット

上位32名が進出する新「ツアー選手権」は、単独のイベントとして開催コースを変えながら2週連続で開催される。

PGAツアーのポストシーズンでマッチプレーが採用されるのは史上初であり、レギュラーツアー全体で見ても、2023年の「WGCマッチプレー」以来の復活となる。

■ 1週目(グループステージ)
出場32名が「4名×8グループ」に分かれ、グループ内で総当たりのマッチプレー(各選手3試合)を行う。各グループの上位2名(計16名)が、翌週のファイナルへと駒を進める。※同点の場合はプレーオフで進出者を決定。

■ 2週目(ブラケットステージ)
進出した16名によるマッチプレー・トーナメント戦。最大の特徴は、敗退しても試合が続くシステムだ。全16名の選手が4ラウンドすべてを戦い、勝敗記録によって最終順位が決定される。そして、最後まで無敗を保った2名の選手が、最終戦で「ツアーチャンピオン」の座を懸けて激突する。

開催コースは毎年変更。「過去にない名門」での開催も

画像: これまではイーストレイクGCで開催されてきた「ツアー選手権」だが、28年からは全米を巡回して開催される(写真は25年ツアー選手権)

これまではイーストレイクGCで開催されてきた「ツアー選手権」だが、28年からは全米を巡回して開催される(写真は25年ツアー選手権)

これまでツアー選手権はジョージア州のイーストレイクGCに固定されてきたが、新方式では出場人数が限られるため、大会は毎年異なる名門コースを巡回して開催される。PGAツアーは「これまでのPGAツアーでは使用できなかったコースも含まれる」と、新たな舞台への期待を煽っている。

新システムの導入により、ファンにとっては「誰が勝者か」が視覚的にわかりやすい、よりエキサイティングなフォーマットとなる。

なお、2028年のチャンピオンシップシリーズの日程と開催コース(ツアー選手権の舞台を含む)については、2027年2月22日に発表される予定だ。

写真/岩本芳弘


This article is a sponsored article by
''.