
ゴルフインストラクター・後藤悠斗プロ。「練習の優先度が高いのは、ドライバー・ウェッジ・パターです!」
限られた時間でどのクラブを練習するかは重要な問題。前回は、普段の練習で「ラウンド当日の朝練を想定した球数『25球』で仕上げることに慣れたほうがいい」との答えが出たが、この少ない球数ではすべてのクラブを均等に練習するのはさらに難しい。
では何を優先して練習するべきなのか?「100や120を切りたいゴルファーに向けたクラブの重要度ランキングは、明確に決まっています」と後藤は断言する。
「1位はドライバー、2位はウェッジを筆頭にアプローチで使う番手、3位はパターで、4位が『その他』です。それ以外はどれを練習しても同じと言えるくらい、この3つが圧倒的に重要です」(後藤、以下同)
なぜドライバーが1位なのか。それはクラブの役割上、飛ばすことから逃げられないからだという。
「ドライバーは飛ばせるだけ飛ばしたいクラブですよね。それから2打目以降はどこかしらに逃げ道があったりするし、ミスが出たとしても前には進むことができるのですが、1打目は逃げ場がないことが多いんですよね。だから最初のドライバーが100ヤードでもいいから“それなりに”・“浮いて”飛んでいかないと、話にならないんです」
また、ドライバーが1位なのは「クラブの長さに慣れるため」でもある。
「ある程度スウィングが身につけられたら、次はクラブの長さに慣れていかないといけません。なので早めに一番長いドライバーの練習に取り組んでもらっていいと思います」
そして2位のアプローチと3位のパターは、いずれも「距離を合わせる」ために必須のクラブだ。
「他のクラブでは球を前に運べればいいわけですが、アプローチでは距離を合わせてピンに寄せる必要がありますよね。
トップして奥に行くミスを続けていたらグリーン周りを往復することになるし、かえって難しいライが残ってしまう危険もあります。
パターも同様に強く打ちすぎたことで3パットしてしまったりすると、それだけで打数が多くなってしまう。つまり一打のミスが一打以上のミスにつながる可能性があるんです。こういったミスはもったいないので、減らせるように練習する時間を取りたいです」
さらに言うと、ドライバーとアプローチができる状態になれば「アイアンやユーティリティなども何とか打てる可能性が高いんですよね」と後藤。
「だから時間が限られているなら、そこを練習する時間はもったいない。それよりも“スコアへの影響度が高い”3本を重点的に磨いたほうが100切りへの近道だと思います」

